電動アシスト自転車のバッテリー盗難倍増 防ぐには持ち運び?二重ロックも

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   「年々、人気の電動アシスト自転車。いま、犯罪に狙われています」と杉山真也アナが21日(2021年12月)の「THE TIME,」で報告した。「といっても、自転車そのものではなく、バッテリーです」。そのバッテリーを40個も盗んだとして逮捕された高校生がいた。

   東京都内の男子高校生で、今年9月に中野区のアパートの駐輪場で電動アシスト自転車を蹴り、2万5000円相当のバッテリーを取り外して盗んだ疑いで逮捕された。調べに対し「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めており、警視庁は「転売目的で40個以上を盗み、50万円以上を売り上げたのではないか」とみている。

  • 自転車から離れる際には…(写真はイメージ)
    自転車から離れる際には…(写真はイメージ)
  • 自転車から離れる際には…(写真はイメージ)

「自転車から離れる時は...」

   東京都内で昨20年、電動アシスト自転車のバッテリーの盗難件数は148件だったが、今年は11月末までに293件と約2倍になっている。街で聞くと「盗まれないという対策はしていないです。盗まれるものだと思っていませんでした」(60代女性)と話していた。

   バッテリーの寿命は約7年、1個3万円~5万円という。都内の専門店に聞いてみると、「自転車から離れる時は必ず施錠しておくことが重要。自宅に自転車を置く場合は必ずバッテリーを外し、自宅のなかで保管するのが盗難対策になります」と話す。

   杉山「やはり、一番はバッテリーを持ち運ぶことですが、自転車にセットすると、自動的に鍵がかかります。ただ、高校生の自供によりますと、蹴って盗んだということですので、自転車とバッテリーを二重でロックする鍵もあります。1800円ほどで売られているそうですので、このような対策もいいかも知れません」

(一ツ石)

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