谷原章介「最愛の娘を亡くした父親に『ありがとう』と言わせてしまうメディア」 沙也加さん急死で神田正輝さん札幌入り

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   21日(2021年12月)の「めざまし8」は、18日に35歳の若さで亡くなった神田沙也加さんの父親・神田正輝さん(71)が札幌入りし、娘と無言の対面をしたことを伝えた。母・松田聖子さん(59)もその場にいて、3人で最後の時間を過ごしたという報道もある。

   20日、北海道・新千歳空港に降り立った神田正輝さんは、うつむき憔悴した様子。集まった報道陣に「ありがとう」と言って一礼するとタクシーに乗り込んだという。きょう71歳の誕生日を迎えた神田さんだが、一部報道によると亡くなる直前の沙也加さんから誕生日を前祝いする電話を受け取っていたそうだ。

  • 神田沙也加さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
    神田沙也加さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
  • 神田沙也加さん(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

娘のライブや舞台に顔を出し...

   「めざまし8」は、沙也加さんと正輝さんの父娘の絆に注目。沙也加さんを長年取材してきたサンケイスポーツの山下伸基編集委員は2人の関係についてこう話す。

「10歳の時に両親が離婚されて、沙也加さんは聖子さんが引き取ることになるんですが、その後も正輝さんはまめに沙也加さんに会いに行かれていた。(沙也加さんが)芸能界デビューした後も、歌手活動をやっている時はライブに顔を出し、舞台でミュージカル女優として頑張っている時はしょっちゅう舞台にも行っていたそうです」

   舞台挨拶や雑誌のインタビューでたびたび父親との関係について語っていた沙也加さん。19歳の時には「いつも助言をしたりそばにいたりという優しさではなくて、見守っていてくれるようなそういう優しさを感じられるようになった」。2011年、正輝さんに恋人ができた時には「娘の立場から言うと、最初は正直寂しかったけれど」としつつも「私も成人していますし、今は本当に幸せになってもらわなきゃと思っています」と父を思いやっていた。

   MCの谷原章介「最愛の娘を亡くした父親に『ありがとう』と言わせてしまうメディア。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。神田さんのお気持ちを察すると本当に言葉がないです」

   三浦瑠麗(国際政治学者)「子どもに先立たれるというのはね...。それはもう自分たちに置き換えて考えてみれば分かる話ですが。神田さんも耐えていらっしゃるので、我々残された人間は悲しみは覚えても、その悲しみと共に生きていくしかない。このニュースを取り上げる以上、そういうメッセージを発していかなければならない」

(ピノコ)

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