「新たな台湾スイーツが日本に初上陸です」とアナウンサーの宇賀神メグが20日(2021年12月)の「THE TIME,」で紹介した。その名は「シャカトウ」。「台湾のフルーツが日本に輸出できてうれしいです」と台湾の青果店も喜んでいる。
原産は中南米、緑色でお釈迦様の頭に見える???
では、日本の街で聞いてみると、「知らないです。おいしいケーキ?ケーキ屋さんの名前?」(40代女性)、「唐辛子みたいなもの?」(20代男性)と反応はいまいち。
3年前からごく少量輸入されていたそうで、東京・豊洲市場で見せてもらうと、緑色の凸凹したフルーツだ。原産は中南米だが、表面の凸凹がお釈迦様の頭に見えることから「シャカトウ(釈迦頭)」と呼ばれているという。
台湾では1個400円ぐらいという。もともと、中国への輸出が9割を占めていたが、今年(2021年)に入って害虫が検出され、中国は台湾産を輸入禁止にした。そこで日本へ販路を求めたわけだ。
そして、今月16日(2021年12月)、日本に初めて輸入されたのは、品種改良し、パワーアップされた「パイナップルシャカトウ」。
日本には輸入されたばかりでまだ流通していないので、「THE TIME,」は現地を取材した。台湾のコーディネーター、王麗玲さんが市場の中を歩いてみると、バナナやブドウなど果物と一緒にパイナップルシャカトウが並んでいる。王さんによると、台湾では庶民に馴染みのあるフルーツで、その味は「美味しいです、すごく美味しいです。日本の皆さん、是非是非、食べてみてください」
果たして日本でブームになるかどうか。
(一ツ石)