急死した神田沙也加さん、親友が「スッキリ」に語った展示会での笑顔

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   神田正輝さんと松田聖子さんの長女で、ミュージカル女優や声優として活動していた神田沙也加さん(35)が、12月18日(2021年)に亡くなった。主演するミュージカル「マイフェアレディ」の札幌公演中だった沙也加さんだが、18日に宿泊するホテルの14階屋外スペースで倒れているところを発見され、札幌市内の病院に搬送されたが午後9時40分に死亡が確認された。宿泊していた22階客室から転落したとみられ、警察は自殺と事故の両面で調べている。

   所属事務所は「ファンの皆様、お世話になった関係者の皆様にこのようなご報告を差し上げることは残念でなりません。私どもも信じ難く、受け止めることができない状況でございます」と発表。母親の松田聖子さんは昨日19日に予定されていたクリスマスディナーショーを中止。聖子さん所属事務所は「松田は未だこの現実を受け止めることができない状況です」としている。

  • 神田沙也加さんのオフィシャルブログより
    神田沙也加さんのオフィシャルブログより
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「いつも前向き、会うとハッピーオーラをもらえる」

   「スッキリ」では沙也加さんと10年来の親友の青木美沙子さんに話を聞いた。

   12月8日に沙也加さんがプロデュースするファッションブランド「Maison de FLEUR Petite Robe」の展示会で同席していた青木さん。会った時の様子を「いつも以上に笑顔も多かったし、すごく自信に満ち溢れているように感じた。いつも通り元気そうにされていて、普段と全く変わらなかった。ニコニコしてよくしゃべる感じだった。コロナ禍で展示会もできていなかった。久しぶりにお披露目する場所があることですごく喜んでいた」と語る。

   沙也加さんについては「庶民的で謙虚な可愛いお友達。いつも前向きで、会うとハッピーオーラをもらえる。礼儀正しく私も尊敬する」と人柄を語った。2014年、沙也加さんがディズニー映画「アナと雪の女王」のアナ役吹き替えで話題になった時、ダメ元で「歌ってくれ」と無茶振りしたら、生で熱唱してくれたという。

   沙也加さんがミュージカル女優としてスタートするきっかけとなった舞台は2004年、宮本亜門演出のミュージカル「INTO THE WOODS」だが、オーディションで選ばれた際、沙也加さんは「私本物になりたい、お母さんとは違う道を本気で生きていく姿を見て欲しい」と語ったという。訃報を受けて亜門さんは「すごかったぞ。すごいけど短すぎるな」と声を詰まらせる。

   アナ雪の吹き替えで、アナの姉エルサ役で共演した松たか子さんは「彼女とエールを送りあい、日本語を吹き込んで紡いだ時間は私にとってかけがえのない宝物です。本当にありがとう。アナ」とツイートしている。

   榊原郁恵(タレント)「昨日の朝、ネットで知ったんですが何のことだか受け止められない。本当に礼儀正しい方。ミュージカル、舞台関係者の方はぽっかりと穴があいちゃってるんじゃないかな」

   近藤サト(フリーアナウンサー)「年齢からは思えない深みと迫力を感じていて、この先生きていたらどんな女優さんになったか。惜しまれる」

   司会の加藤浩次「ミュージカルの中では欠かせない存在になっていましたからね」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「本当に残念です。有名人の娘というのは重圧だった。それを跳ね除けてこれからというときだった」

(みっちゃん)

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