オミクロン株、安住アナが「驚異的なスピード」と恐れる予測データ

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   「オミクロン株が流行している地域では驚愕のスピードで感染が広がっています」と、司会の安住紳一郎がけさ20日(2021年12月)の「THE TIME,」で伝えた。国内ではこれまで確認された感染者は65人だ。

   これに対しイギリスでは18日、新たな感染者が1日に1万人以上と確認され、これまで7人が死亡している。首都ロンドンでは医療従事者が不足する恐れがあるとして、市長が「重大事態」を宣言した。また、オランダではルッテ首相が「19日から再びロックダウンを行う」と発表、生活必需品の店舗を除き、レストランや美術館などが閉鎖された。

   こうした中、岸田首相はワクチンの「3回目接種、前倒し」について、「医療従事者・高齢施設入所者→6カ月」「一般の高齢者→7か月(来年の2022年2月以降)」と方針を示した。

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市中感染が広がった場合、3月初めには...

   「けさはこのデータを紹介したいと思います」と安住が示したのが、名古屋工業大の平田晃正教授の「AIによる感染予測について」という資料だ。平田教授は第5波の収束を予測したことで知られる。今回は「オミクロン株がこれまでのものより感染力が1・5倍」「ワクチンの効果が低下している」「3回目の接種が順調に始まった」という要素を入れて予測した。

   東京都の場合、オミクロン株の市中感染が来月の1月16日(2022年)に始まったとすると、3月の始めには感染者1日約2200人になるという。きのう19日(2021年12月)の感染者は33人だったので桁違いだ。

   安住「オミクロン株、やはり、驚異的なスピードで感染が広がる可能性が見られます。この調子で進みますと、また時短要請が行われることになりますね。ここは、感染を抑えたいと思います」

(一ツ石)

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