ピンク色のお団子ヘアに、きらびやかなスパンコールがちりばめられたピンク色の着物風ドレス。袖には日の丸があしらわれ、大きく開いた胸元には「日本」の漢字2文字。両手には金色の招き猫...。ミス・ユニバース日本代表の衣装や着こなしに賛否が巻き起こっている。15日(2021年12月)の「めざまし8」が伝えた。
衣装は、13日にイスラエルで行われた「ミス・ユニバース世界大会」のナショナル・コスチューム部門で日本代表の渡邉珠理さん(26)が着たもの。イスラエル人がデザインしたもので、歓迎とお祝いの気持を込め、原宿ファッションと着物を融合したという。
スタジオ反応も様々
このデザインに対し、「要所には日本人らしさがあっていい」「色々な解釈があって良いと思う」という声がある一方、「日本は小バカにされている」「海外から見た日本のイメージだとしたら残念」「着物の合わせが左前。これでは死に装束」などという批判の声も上がっている。
ところで、衣装は審査に影響するものだろうか?元ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナさん(27)によると、この部門は確かに自国の衣装でアピールする場とされているが、実際にはお披露目会や仮装大会のような感覚で楽しむもので、大会の結果には影響しないそうだ。
「めざまし8」のスタジオでの反応は様々だった。
福田麻貴(お笑いトリオ「3時のヒロイン」メンバー)「確かに日本人から見た日本の衣装という感じではないが、これはイスラエルの方が歓迎して作ってくれた衣装。まず、ファッション自体が自由な発想であるべきだと思うし、原宿っぽさやアニメっぽさもある。そんなとやかく言うことじゃないと思います」
大空幸星(実業家)「個人的にデザインはダサいと思います。でも、これはクールジャパンを含めた日本のイメージ戦略の結果。日本はカワイイ文化や原宿文化をものすごいお金をかけて海外輸出してきたわけですから、皮肉ですが、それは成功したのでは」
若狭勝(弁護士)「私はイケてると思う。ピコ太郎さんの『PPAP』のペンとアップルのように、異質なものを融合して新しいものを作ること、私は好きです」
MCの谷原章介「衣装のデザインというのは個人の好き嫌いがすごくわかれるものですから、足引っ張って文句言うより、『このデザイナーさんはそう解釈したのね』というくらいおおらかに構えていれば良いんじゃないですか?」
(ピノコ)