マスクはずすと「そんな顔だったんだ」→ショックで整形 スッキリで「顔パンツ」盛り上がる

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   「顔パンツという言葉聞いたことあるでしょうか」と切り出す岩田絵里奈アナウンサー。コロナ禍でマスク生活が長引く中、「ノーマスク姿を見られるのは下着なし姿を見られるくらい恥ずかしい」ということから若者中心に広がっている言葉で、今日13日(2021年12月)の「スッキリ」はこの「顔パンツ問題」を取り上げた。

   街で取材すると「マスクはパンツと同じくらい大事」「当たり前になってます。顔の一部です」「顔がマスクとセット。『顔パンツ』という言葉に納得する」などの声が。マスクが必要ないはずのリモート授業やオンライン会議でもマスク姿で参加するという人もいた。

   なぜマスクなしの姿を恥ずかしいと思ってしまうのか。明星大学心理学部の藤井靖准教授によると「人というのは隠された部分を自分なりのイメージで補完して想像している。自分の中の理想の顔、こうであってほしいという像が投影されている」という。自分の中で相手の顔が出来上がっているので、外した顔を見ると「何か違う」と感じるという。

  • マスク姿が当たり前に…
    マスク姿が当たり前に…
  • マスク姿が当たり前に…

コロナが落ち着いても

   「初対面の人にマスクで覚えられているので、外した時に顔違うなと思われたく無い」「マスクを取った後に『こういう顔だったのか』と思われるのが嫌」といった声の他、実際に会社で初めてマスクを外した時に「『意外と鼻が低いんだな』と言われたことがある」という人も。整形外科勤務の女性によると、マスクはずしたときに「そんな顔だったんだ」と言われ、ショックで整形に来た患者さんもいるという。

   株式会社プラネットが男女4000人を対象に行った調査では、約7割が「コロナが落ち着いてもマスクを着用する」と回答。良かったこととして「顔を隠せて楽」「化粧しなくて良くなった」などの声が出ている。

   「顔パンツ」は恋愛事情にも影響している。マスク越しで見た印象と取った時の印象が変わるので、マッチングアプリで知り合った人と食事する際、マスクを外した後に5秒くらいの妙な沈黙の間があったという人も。

   婚活パーティでは、カップリングした後の食事で、マスクを外したら印象が違ったという声も出ている。パーティでは最初はマスクを外して案内するという形にしているが、強制はできないので外さない人もいるという。

   司会の加藤浩次「人間の脳ってそんなもんなんだね。勝手に理想を作り上げている。だから外すとガッカリする」

   ryuchell(タレント)「心に思うだけならいいけど、いらんことを言う人いるんですよ。ボクってわりと顔綺麗なんでマスク外して見せたいんだけど、『ヒゲ濃いねやっぱり』と。それ、心の中でいえばいいじゃん」

   下川美奈(日本テレビ解説委員)「新入社員とか、最初からマスクして入ってきた人たちが、ご飯食べているのを見ると『この人誰?』と思うことがある。マスクしているのがスタンダードな顔の人たちが存在している」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「イメージと現実は違うということですね。現実は直視しなければいけない。後ろ姿みてすごい綺麗な人だと思って前に行く。そうすると『もっと綺麗』ということがあるんですよ」

   加藤浩次「昔からゲレンデマジックといいますけど一緒。ゴーグルしてると勝手に自分の脳が思い込む」

(みっちゃん)

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