4日(2021年12月)放送の「ドラえもん」(テレビ朝日系)は、「ドラえもん&パーマン危機一髪!?」と「大予言・地球の滅びる日」の2本立てだった。
「ドラえもん&パーマン......」は、藤子・F・不二雄ミュージアムのミニシアターで限定公開していた作品。秘密道具「超巨大スクリーン立体テレビ」で、アフリカの密猟団と戦うパーマンの映像を見ていたのび太が、夢中になってテレビの中に入り込んでしまうというストーリーだ。パーマンたちのほかにも、ちらっとだが、エスパー魔美や、ウメ星デンカ、「21エモン」のゴンスケ、「キテレツ大百科」のコロ助などなど、Fキャラ大集合のお祭り的なノリが楽しい。
大予言の「謎の言葉」
もう1本の「大予言~」は、のび太が部屋に置いてある厚い本に気づき、中をめくってみるとそこには謎の言葉が......。気になったのび太がそれをジャイアンやスネ夫に見せたところ、スネ夫が昔、読んだ気がすると言い出す。その後、家に戻ったのび太のところにあわててやってくるスネ夫。これは『予言書』に違いない、と。さらに、その予言書を読み解き、今日が彗星の落下によって地球が終わる日になっていると解釈して大騒ぎする......というお話だった。
この話、コミックでも読んでいたのでオチは知っていたが、それよりもなによりも、のび太がしずかちゃんちのお風呂に入るシーンが気になった。
予言の書!?に書かれた「ター扉開く、無音、バス潜る」が、実はのび太が「どこでもドア」を使ってしずかちゃんちのお風呂に入ってしまったというお話だが、このシーン、昔、放送されたアニメ版では、たしか、しずかちゃんがお風呂に入っているところにのび太が湯船から出てきて、「キャー、のび太さん!」となっていたと思うのだが、今回はしずかちゃんは洋服を着ていて、お風呂を見に来るというものに変わっていた。
風の噂では、しずかちゃんの入浴シーンについては、コンプライアンス的にどうとか、児童ポルノ法に抵触するとか、言われているようだが、それで変わってしまったのだろうか。昭和・平成のしずかちゃんはキレイ好きでお風呂大好き設定だったが、令和のしずかちゃんはお風呂ギライになった!?
(子守熊)