けさ9日(2021年12月)の「SHOWCASE」コーナーで、超大型新人アーティストが「スッキリ」に生出演! と大きく出て登場したのは、サングラスに黒ずくめの「ナインティナイン」矢部浩之だった。歌手としてメジャーデビューしたのだという。「スタンドバイミー」という曲で、10月29日には配信が始まり、すでに横浜アリーナでも歌っている。
司会の加藤浩次「そのサングラスなんなの? それがアーティストとしての格好なのね。それにしても、どういう経緯でこういうことに......」
「ラジオで、シャレというかノリで...」
矢部「いやあ、ラジオで、シャレというかノリで、番組イベントで歌ってみないかと言われて、吉本に企画として持って帰って、戻ってきたらメジャーデビューということになってたの。相方(岡村隆史)もびっくりしてたけどね。作詞・作曲はシンガーソングライターの石崎ひゅーい君が引き受けてくれているということで、もう逃げられないと思った」
音楽関係者に失礼がないようにとボイストレーニングもやり、「けさも3回歌ってきたのよ」と矢部。「スッキリ」で初めて生歌を披露するという。
加藤「だいじょうぶ? 口パクにするか?」
矢部は「だいじょうぶ。口パクにしたら余計バレるよ。はちみつスプレー持ってるし」と言い、『ひかげに咲いたタンポポ...』と歌い始めた。明らかに緊張して、声が上ずっている。顔もこわばっていたが、なんとか『僕は君を守りたいんだよ スタンドバイミー』と歌い終わった。
じっと聞いていた加藤「改めて聞くと、うまくなってるよ。ボイストレーニングの成果出てる。点数付けるとしたら49点」
今月22日にはCDも発売される。矢部は「カラオケなんかでも歌えるようになっていますから。ぜひ歌ってみてください」と、最後は超大型新人ではなく、いつものお笑いタレントの顔になっていた。
(カズキ)