「きのう(2021年12月6日)、イオンモールで黒ずくめの男が店舗で暴れ、クリスマスツリーを破壊。逮捕された男の奇妙な行動の一部始終を取材しました」とMCの谷原章介。7日の「めざまし8」は、札幌市の大型商業施設できのう正午過ぎに起きた事件について伝えた。
映像には、お茶の専門店内で陳列された商品を次々と床にまき散らす男の姿が。黒い服に黒い帽子、そして顔も黒いマスクのようなもので覆われ、全身真っ黒だ。
周囲は騒然
動画の撮影者によると、男は12時半ぐらいから暴れていて、最初に店前に飾ってあったクリスマスツリーの装飾を壊した後、店内のものを次々に壊していったという。店内からは悲鳴が上がり、周囲は騒然としたそうだ。
近づいた警備員に詰め寄っていった男。その後複数の警備員がさすまたを使い、ふらつく足取りの男を店内に戻すと、突然リズムをとって踊り出した。別の目撃者は「後で警察にニット帽や目出し帽のようなものを脱がされた時、耳にワイヤレスイヤホンのようなものをつけているのが確認できた」と証言。男はどうやら、音楽を聞きながら暴れていたようだ。
最終的に、男は警備員に両手を差し述べた。逮捕を要求していたのだろうか。目撃者は「捕まりたいみたいな感じの行動に見えた」と話している。
その後、男は110番通報を受け駆け付けた警察に、ビール瓶をカウンターに叩きつけて壊したとして、現行犯逮捕された。男は札幌市西区の自称無職の59歳。「暴れて店をめちゃくちゃにしたいと思った」と供述しているという。
谷原「なぜ執拗にあのお店だけを狙っているのか、謎が深まります。家族で行くような場所でああやって暴れている人がいたら本当に怖いね」
井上咲楽(タレント)「これから年末年始なのに、こういうことが一店舗であると商業施設全体にも影響が広がってしまう。すごい迷惑ですよね」
武井壮(十種競技元日本チャンピオン、タレント)「たまにやっている海外の衝撃映像を見ているようでした。最近こういう事件が多いので、警備員もテーザー銃などで防御できるような対応をしなきゃいけない時代が来るのかもしれない」
(ピノコ)