愛子さま「ティアラ新調せず」の真意 近藤サトが感じ取った「メッセージ」

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   1日(2021年12月)に20歳の誕生日を迎えられ、成年皇族となられた天皇皇后両陛下の長女愛子さま。昨日5日にはローブ・デコルテに勲章とティアラをお召しになった姿で成年行事に臨まれた。

   午後1時過ぎ、港区の仙洞仮御所で1年9カ月ぶりに祖父母の上皇ご夫妻に挨拶された愛子さま。約30分会われた後は皇居・宮殿に戻り岸田首相をはじめとする三権の長らからの祝福も受けられた。

  • 番組ツイッターより
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「スッキリ」でローブ・デコルテにも注目

   そんななかで6日の「スッキリ」が注目したのは愛子さまがお召しになっていたローブ・デコルテ。皇室ファッションに詳しい石原裕子さんによると、ローブ・デコルテとは伊藤博文のアイディアをもとに明治天皇が公家の装束から切り替えた洋装で、女性成年皇族の正装で最も格式の高い第一礼装だという。一見どれも同じデザインのように見えるが、眞子さんの場合はノーカラーのボレロ、佳子さまは金の凹凸のある華やかなドレスなど、実は皇族によってそれぞれデザインが違っている。

   愛子さまが披露されたローブ・デコルテは、いさぎいいほど真っ白で、威厳とともにすばらしいが風格のある布地のドレスだった。

   ローブ・デコルテとともに注目を集めたのがティアラ。今回、愛子さまは自分専用のティアラを新調なさらず、叔母にあたる黒田清子さんのティアラを借りられたが、日本テレビの笛吹雅子解説委員は「コロナ感染拡大が始まった早い時期から新調を見送られたのでは」と語る。昨日の行事には黒田さん夫妻も出席し、愛子さまの正装を見届けた。

   愛子さまは「これまでの日々を振り返ってみると、感慨深く思うとともに多くの学びに恵まれた色濃い歳月であったことを実感いたします。国民の皆さまに厚く御礼申し上げます」と感想を語られた。今後愛子さまは学業を優先しながらご公務にもあたられるという。

   司会の加藤浩次「上品なお姿だったと思う。笑顔も清々しい」

   榊原郁恵(タレント)「堂々としてらっしゃる。清楚でよくお似合い」

   皇室のこれからだが、現在、皇族数の確保に向けて「女性皇族結婚後も皇族の身分を保持できるようにする案」「皇族の養子縁組を可能とする案」の2案が議論されている。

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「まず女性皇族の身分保持が現実的。女性天皇を認めるかどうか、女系天皇を認めるかどうかなど賛否両論がある。賛否拮抗している状況ではよくない。ヨーロッパでは男女問わず長子が継ぐことが行われているが、日本ではまだまだ熟さない」

   近藤サト(フリーアナウンサー)「2つの案は両方じゃダメなのかと思う。どうするかという以前に、結婚後も行事に参加されるなど女性皇族の存在感、意義を増していく必要がある。今回愛子さまはティアラを新調されずお借りになったが、私は『皇室が繋がっている。天皇家は絆が繋がっている。離れていった皇族も家族である』というメッセージと受け取った」

(みっちゃん)

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