連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」第8話が、12月2日(2021年)に放送された。(ネタバレあり)
フリーランス外科医の未知子(米倉涼子さん)やフリーランス麻酔科医の城之内博美(内田有紀さん)らが働く東帝大学病院に、博美の高校時代からの親友・八神さつき(瀬戸朝香さん)が入院する。
病室に3人が揃う
さつきは重篤ながんを患っていて、息子の祐希(元之介さん)の勧めで、東帝大学病院の内科とメディカルソリューション本部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎さん)が主導する最先端のケミカルサージェリーを受けると決意していた。
外科手術でがんを切除できる可能性はゼロじゃないとして、未知子は度々「私に切らせて」と訴え、さつきの病室まで出向いて説得するが、さつき本人から
「祐希が決めたことなの。あの子言ったのよ、私のために努力しなかったって。そういう後悔だけは絶対したくないって。だったらそれに応えてやりたいじゃない」
「私は、あの子がしてほしいってことをするだけ。そう決めたの」
として断られる。そこに博美も現れ、「そういうことだから。出てってくれる?」と未知子に言い、未知子は「また来まーす」と言って病室を去った。
未知子は言った通りにまたさつきの病室を訪れる。さつきは「手術はしない」と言い張りつつ、高校生の時に博美と男子を巡ってライバル関係だったこと、高3の時にその男子との子供を妊娠して博美が譲ってくれたこと、退学させられそうになった時に博美が学校側と戦ってくれて卒業できたことを未知子に明かす。
博美の治療によって徐々によくなっていることで、さつきは
「博美には彼氏ももらっちゃったし、今度は生きる希望まで。ほんと、博美にはありがとうしかないね」
と、博美への気持ちを未知子に語る。未知子は改めて、「私に切らせて。私、失敗しないので」とさつきに訴えた。