ガチ中華に挑戦 加藤浩次「うまい」とうなった料理は?

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   「ガチ中華」というのが流行っているそうだ。味や辛さを日本人向けしていない、本場の中国料理を食べられる店で、辻岡義堂アナが東京・高田馬場に食レポに出かけた。高田馬場は近くに早稲田大学や予備校があり、その中国人留学生向けの店が多いのだ。

   高田馬場駅前に案内役が待っていた。東京ディープチャイナ研究会代表を自称する中村正人さんで、ガイド本「地球の歩き方」の中国編などを書いている。まず辻岡が連れていかれたのは「楊國福 麻辣湯(マーラータン)」。中村さんによると、中国に6000店あるチェーン店で、一人鍋の店だという。店内の大きな棚には肉や野菜など70種類の食材が並んでいて、好きなものを選んで鍋の具にするシステムだった。

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辛い鍋料理や中華風ハンバーガー、酸っぱ辛い...

   辻岡は羊肉や鴨の血の煮凝り、野菜などを次々に取っていく。最後にスープを5段階の辛さから選ぶのだが、店員は「日本人は2でいい」という。辻岡は強がって激辛の5を選ぶ。運ばれてきた鍋は、ぐつぐつと煮えていて真っ赤。辻岡は「個人的には、刺さるような辛さではなく、非常に美味しい。病みつきになりそうです」と食べ続けたが、ときどきむせている。やっぱりかなり辛いのだろう。

   次の店は西安料理の「小満」で、中華風ハンバーガー「ロージャーモー」が人気だ。羊肉をモヤシやピーマンなどといため、もっちりしたパンにはさんである。この店のもう一つの名物は「シャオロンシャー」で、ザリガニ料理である。辻岡は「歯ごたえ十分なエビといった食感です。30個はいけちゃいそう」と夢中でむしゃぶりついた。

   湖南省料理の「湘遇TOKYO」は「最も唐辛子の辛さが強い料理」(中村さん)で、客の9割は中国出身者だという。ここでは、いま中国でトレンドとなっている「酸菜魚(スワンツァイユイ)に挑戦。魚の切り身を野菜の漬物と煮込んだ酸っぱ辛い一品だった。

   スタジオで「ロージャーモー」を試食する。司会の加藤浩次は「うまい。からみも全然いやじゃないよ」と」気に入った様子だ。辻岡は「中華もどんどん進化してます。辛みのいくつもあります。この企画の第2弾いきたいです」

   たしかに、冬の寒い夜においしそうな料理ばかりだった。

(カズキ)

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