今日30日(2021年11月)に56歳の誕生日をお迎えになる秋篠宮さまは、事前に行われた会見で胸中を語られた。「スッキリ」が詳報した。
長女眞子さんの結婚問題については「さまざまな媒体でわたくしたちの家、秋篠宮家以外の皇室にも影響が出たということを感じた」と語られた。結婚に関して行われる3つの行事については、「私の判断で行われなかった」と明らかにされたうえで、「本来であれば行うのが適当」とお考えを示されたが、その理由として小室圭さんが金銭問題に関して公表した長い文章を読んで「みんなが納得できるものではないと判断した」とされ、「自分の口からそのことについて話をして、質問にも答えるそういう機会があったほうがよかったと思っております」と語られた。
「メディアのあり方も考えなければ」
10月26日に行われた結婚会見は、質疑応答はなく質問に対して文書で答える形で行われたが、秋篠宮さまは「私自身は一方向のものではなく双方向での会見という形にして欲しかった」とされる一方で「複雑性PTSDということもあり、会見している間に発作とか起きることも考えられ、難しかったのかと思います」と語られた。
眞子さんの複雑性PTSDに関しては「週刊誌、ネット、両方の記事にあるのだろうと思いますけれど、週刊誌を読んでいると作り話が掲載されていることもあります。ネットの書き込みなど、一つに記事についてものすごい数のコメントが書かれる、とても読んでいたら時間も足りませんし、すべては読みませんが、中には相当ひどいことを書いているものもある。そういう言葉は許容できるものではありません」と思いを語られた。
石田健(起業家)「非常に国民に配慮した言葉を選ばれている。メンタルヘルスの問題は若い人にとって最も大きい課題の一つ。公と私を意識されているが、若い人の結婚がこんなにもハードルが高くて、公を優先しなければいけなかったのか。皇室のあり方は変わっていく必要があると感じた」
高橋真麻(フリーアナウンサー)「小室さんに対して『ああして欲しかった』と秋篠宮さまがここまで本音を語られた。週刊誌やネットは皇室の方も目にされている。メディアのあり方も考えなければ。ただ、書いている人も誹謗中傷を書いているつもりはなくて自分の意見を書いている。何をもって誹謗中傷とするか、コメントとするか」
ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「3つの行事を行わなかったことについて『自分の判断だ』責任を明らかにすることはよかった。多くの国民が理解を示さなければ行事は行わないというが、『多くの国民が理解する』ことの指標を定量的に測ることはむつかしい。ハードルが高くなっている。多様な意見がある中で、皇室がどう判断してくのか。お父さんとしては眞子さん圭さんの幸せを願いたいと思う気持ちがあるというのは当然だが、そこを表すことができなかった」
司会の加藤浩次「(小室圭さんには)2月の試験を頑張ってほしい」
(みっちゃん)