「歌手の鬼塚ちひろ容疑者がきのう(2021年11月28日)逮捕されました。救急車を蹴ったという鬼束容疑者。目撃者を独自取材すると『普通ではない様子だった』という証言が出てきました」と永島優美アナ。29日の「めざまし8」が詳細を伝えた。
事件が起きたのは、東京・渋谷区のJR恵比寿駅から約100メートル離れた場所。28日午後4時半ごろ、歌手の鬼束容疑者(41)は路上に停まっていた救急車の後ろのドアを蹴ってへこませたとして、器物損害の現行犯で逮捕された。
山下真司「人じゃなくてまだ良かった」
救急車は鬼束容疑者の具合が悪くなって呼ばれたものだったが、通行人とトラブルになった鬼束容疑者が蹴とばしたという。鬼束容疑者は警察の調べに対し、「通行人に嫌味を言われてパニックになって蹴ってしまった」と容疑を認めているそうだ。
目撃者の男性は、「めざまし8」の取材に対し、「言い合いになったというより、酔っぱらっている感じはしたので、気が立っていたのかどうなのか...。(鬼束容疑者は)男性の救急隊員に『触らないでよ!』と、ベロベロに酔っぱらっている感じで騒いでいた」と証言。
また、別の目撃者の男性は「救急車が閉まって、これから病院に行こうというときに、もう1人の女性の方(鬼束容疑者)が救急車の後ろの方を蹴った。若干...まぁ、おかしいのかなっていうのはあった。ちょっと普通じゃないのかなという感じでした」と話した。この男性によると、蹴られた部分には手のひらほどのへこみができていたという。
MCの谷原章介「あれだけ素敵な歌を歌う人がびっくりしました」
山下真司(俳優)「逮捕されたのは大きい。でもこれ、相当な怒りのエネルギーが爆発したんでしょうね。(蹴ったのが)人じゃなくてまだ良かった。そこが唯一の救い」
橋下徹弁護士「器物損害だと通常はすぐに逮捕にはならないのですが。話をできる状態じゃなくて、保護的な意味で一時的に勾留したのかも知れないですね」
デビュー20周年となった去年2月にはベストアルバムを発売し、今年も映画の主題歌を手掛けるなど、精力的に活動していた鬼束容疑者。今後の歌手活動への影響が心配されている。
(ピノコ)