各国「急増」と入国制限「11月26日緩和」 日本のコロナ状況に変化起きる?

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加藤浩次「入国検査をどうするか」

   日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は「適正に打たれているのかというのも要因」と指摘し、ワクチンの冷凍保存ができていたのかに疑義を呈した。

   そんななか、日本が感染者数を抑え込めている理由について、水野医師は「ワクチンによる免疫ができている」、峰医師は「基本的な予防策とワクチンの組み合わせが重要。今後日本を見本にしていくことが多いと思う」と指摘した。

   ファイザーとアストラゼネカのワクチンを比較すると、有効性ではファイザー94.6%に対し、アストアラゼネカは70.4%。抗体価については、ファイザーが5カ月で約半分になるのに対し、アストラゼネカは3カ月で半分以下。そのほか、免疫予防効果や入院予防効果でもファイザー製ワクチンのほうが有効性は高い。日本感染症学会専門医の佐藤昭裕医師は「アストラゼネカ製も悪いワクチンではないが、ファイザーやモデルナ製と比べると見劣りがする」とコメントした。

   今後の見通しについて峰医師は「第5波を超えることはないのではいか」、水野医師も「第5波のような大きな波になる可能性は高くない」と予測。佐藤医師は「ワクチン接種率、短期間で一気に接種が進んだこと、また感染者が減っている中でも一気に行動緩和しなかったことがよかったと考えられる」と説明した。

   政策アナリストの石川和男は「コロナが始まってから日本はずっと鎖国状態だった。今、国内で人流が増えてもいいと思うが、外国との行き来が増えることには懸念がある」と指摘。

   実際、日本への入国制限は11月26日から緩和される。

   佐藤医師も「そこは一番重要。今もアフリカ南部では新たな変異株が見つかっており、海外からのウイルス流入阻止は必要。どのように渡航者を扱うかが課題となる」と話した。

   司会の加藤浩次は「そうだとしても国を閉じるわけにはいかない。入国検査をどうするかということ」とコメントした。

(バルバス)

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