京都が観光客であふれかえっている。「今年はちょっとした異変が起きています」と、24日(2021年11月)のモーニングショーで司会の羽鳥慎一が大混雑を伝えた。
きのう朝の京都駅前バスターミナルは、観光スポットに向かう長蛇の大行列ができた。ざっと200人が並んだバス停も。やっと乗っても扉が閉まらない場面もあった。
「日帰りがメイン」指摘も
清水寺周辺はとりわけ渋滞し、坂は人ですし詰め状態。「すごいな」「まじヤバい」の声も出ていた。
嵐山周辺も渋滞で、駐車場はどこも満員。渡月橋は人の流れが一時止まり、近くの交差点では歩道からはみ出す人も。カフェ店主は「大繁盛です。(売り上げは)低いときの10倍以上です」と話した。
紅葉名所の東福寺は、切符売り場に30メートルの列。橋や階段の撮影スポットは大混雑で、スタッフが「立ち止まらないでください」の声を張り上げていた。金運向上で知られ始めた金色鳥居の「御金神社」周辺の住宅街も人であふれた。
玉川徹(テレビ朝日)「京都には(学生時代に)6年間住んだけど、こんな行列はなかった。住む人は大変だと思います」
羽鳥「いやあ、みなさん、抑えていたものが収まってきたから『よし』の面もあるのでしょうか。外国人客のインバウンドなしなのに、これですからね」
ただ、「日帰りがメイン」(京都市観光協会の担当者)、「消費価格帯が安い。100%の回復までには時間がかかる」(ホテル支配人)ともいう。
羽鳥「1月にもといわれるGoToキャンペーン実施でどうですかねえ?」
そのころの感染状態にも気をつけたい。
(あっちゃん)