兵庫の民家全焼で消えた叔父 阿部リポーターが伝えた人物像は...

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   23日(2021年11月)の「スッキリ」は、19日深夜に兵庫県稲美町で民家が全焼し、この家の小学生の兄弟とみられる2遺体がみつかった火災の続報を伝えた。阿部祐二リポーターが現場から報告した。

   両親の不在中に起こったこの火事は、その後の現場検証で可燃性の液体が検出され「人為的な出火」とされた。また、同居していた母親の兄に当たる50代の伯父が行方不明となっている。

  • (番組ツイッターより)
    (番組ツイッターより)
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「働きたくないと言っていたようだ」という近隣住民も

   火災後に被害にあった両親と会ったという近隣住民の男性は「それはもう悲しんでいた。(両親から)言葉は出なかった。わーって感じ」と2人の様子について語った。

   また、この住民は阿部リポーターの「伯父の生活はどうしていたんですか?」という問いに、「(伯父は)『働きたくない。生活保護を受けられるように手続きをしてくれ』と言ってたって。『財産も全部譲る』と。(夫婦が)ご飯だけ食べさせていた。僕はそれを聞いた時に(母親と伯父は)揉めているんだなと思った」と話す。

   多くの住民が「全く分からない」「最近は見ていない」と話す、この伯父はどのような人物なのか。一家のことを良く知る一部の近隣住民の話から分かったのは、「独身」「大阪に働きに出ていた」「コロナで職を失い、1~2年前に自分の実家でもある妹一家の家に同居するようになった」ということだけだ。

   司会の加藤浩次はスタジオから阿部リポーターに質問。

   加藤「新聞などによると、伯父は徒歩で移動している可能性があるということですが、家の周りには防犯カメラはありますか?」

   阿部リポーター「少し離れたところに防犯カメラを確認しました。警察が今解析をしているということです」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)は、「失われた幼い2人の命はもう戻って来ない。それを考えると本当に悲しい。当時、子どもたちは就寝していた可能性があり、故意に火が付けられたとすると、相当な悪意を持って行われたという可能性がある。まず、伯父の所在を明らかにして(当時の)状況を聞くべきです」と話した。

(ピノコ)

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