連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)第6話が、11月21日(2021年)に放送された。(ネタバレあり)
YouTuberのぷろびん(柄本時生さん)が相良凌介(西島秀俊さん)に突撃した際、橘一星(佐野勇斗さん)が凌介をかばった動画をアップし、
「正体はITベンチャーの成金社長。オンラインサロンで信者ビジネスやってる教祖サマ!!それと誘拐でっち上げ野郎の組み合わせなんて絶対ヤバイでしょ!信者使って裏工作やり放題!!むしろこいつが黒幕説すらあるよね。肝に銘じとけよお前ら。嘘つきはな、嘘つきの顔してねえんだよ!」
と言ったことで、一星がネット上で槍玉に挙げられてしまう。
「充さん」からの着信を謎の女性が無視
一星は出資者とオンラインサロンメンバー限定公開で、経営する会社「プロキシマ」から生配信を行い、ぷろびんの動画の内容を否定した上で
「僕は相良さんの娘さんであり、現在行方不明になっている相良光莉さんとお付き合いをさせていただいています」
と宣言。その瞬間、一星への応援で埋められていたコメント欄に、「MICHIRU」というユーザーから「え」とだけ書かれたコメントが投稿され、他のユーザーからもコメントの投稿が止まってしまう。しかし一星が真摯に想いを伝えると、コメント欄にはたくさんの拍手の絵文字が。一星もプロキシマの社員たちも胸を撫で下ろした。
一方の凌介は、相良家の新居を担当している「住愛ホーム」の林洋一(深水元基さん)と喫茶店で会い、新居の建築を中止ではなく延期してほしいと強く訴えた後、踏切で謎の男(前野朋哉さん)とすれ違う。男に「どこかでお会いしませんでしたか?」「多分、10年以上、前だと思うんですが...」と声をかけられたが、凌介は覚えていない。凌介が「あの、お名前は!」と聞いたところで電車が通り、その間に男は立ち去ってしまっていた。
場面は変わり、顔が出ていない謎の女性が現れる。女性がキッチンでにんじんを切っていると電話がかかってきたが、画面を見て無視する。女性はにんじんを一心不乱に切り続け、指を切って出血するが、そのままにんじんを包丁で叩き続けた。着信を知らせるスマートフォンの画面には「充さん」の文字が表示されていた。
生配信の「MICHIRU」説も
ツイッターなどでは、「充さんとは一体誰なのか」の考察が盛り上がっている。
中でも、にんじんを切っていた女性が、凌介が働く「亀田運輸」にクレームの電話を大量にかけている「バタコさん」こと木幡由実で、「充さん」はその夫もしくは元夫、そして第1話で亀田運輸に運ばれてきた少年の冷凍遺体が2人の息子なのでは、との推測が多く見受けられる。
そのほか、
「充さんってもしかして踏切で出会った前野朋哉さん?包丁で野菜刻んでたのが犯人なら犯人と何らかの関係を持っていて、犯行を止めようと動いているとか?」
「包丁女のスマホの着信に映ってた充さんは、橘の生配信に参加してたMICHIRUだろうな」
「充は、踏切の彼なのかな~ それか誰か、嘘の名前を名乗ってるのか...」
といった声が上がっている。
(TT)