イギリスで急拡大のデルタ変異株、「めざまし8」が伝えた研究結果

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   きょう19日(2021年11月)の「めざまし8」が番組冒頭で取り上げたのは、久しぶりに新型コロナの話題だ。「SNSから抽出した最新ニュースワードランキング」の3位に入った「デルタ変異株」。MCの永島優美が「新型コロナウイルスのデルタ変異株『AY.4.2』に関して、症状が出にくいという新たな調査結果を発表しました」とロイター通信の報道を紹介した。

  • (写真はイメージ)
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「感染力は強く弱毒化。以前より目立たないように変異」

   発表したのは、イギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドン。その調査によると、今回配列解析したサンプルのうち、イギリスで急速に広がりつつある「AY.4.2」と呼ばれる亜系統が12パーセント近くを占めており、現在イギリスで主流の「AY.4」に迫りつつあるという。「AY.4」の場合は、感染した人のうち半分以上で典型的なコロナの症状が確認されたが、「AY4.2」感染者では症状が出た人は3分の1にとどまっており、症状が出にくいという特徴がある。ただし、「A.Y4.2」はより重篤な疾患を引き起こしたり、ワクチンの効果を失わせたりする証拠はないという。

   永島は「感染力が強くなり、弱毒化し、以前より目立たないよう変異していることの表れ」とする昭和大学医学部の二木芳人・客員教授の説明を紹介。「AY.4」と「AY4.2」は10月末時点では日本では確認されていないが、症状が出にくいことから水際対策で発見が困難で、第6波の引き金になりうるとみられている。

   永島「これまでの第1波から第5波は、いずれも海外から入って拡大しているので、より注意が必要だということです」

   尾木直樹(教育評論家)「症状が出にくいというのは水際対策がやりにくくなるが、飲み薬やワクチンが行きわたってくるので、そんなに心配せず、社会経済活動は回していった方がいいですね」

   MCの谷原章介「僕も(3回目のワクチンを)しっかり打っていきたいと思います」

(キャンディ)

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