大谷で大はしゃぎ「スッキリ」の中、ひと味違う河瀨直美のコメントが唸らせる

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   注目を集めていた大リーグのMVP発表。大谷翔平は投票権のある記者30人が全員1位に選出する「満票」でMVP獲得。19日(2021年11月)のスッキリでは、結果が出る前から大谷フィーバー状態だった。

   岩田絵里奈アナが「間もなく、メジャーリーグのMVP発表です。大谷翔平選手はMVP受賞となるでしょうか」と切り出し、「もしも大谷がMVP受賞なら2001年のイチロー以来の快挙」と盛り上げた。

  • 日本テレビ「スッキリ」公式サイトより
    日本テレビ「スッキリ」公式サイトより
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地元奥州市は「市役所講堂で発表見守り」

   11月15日に会見した大谷の「今年やってきた数字っていうのをそういう風に評価してもらえるのは嬉しいことだと思っている」というコメントを映像で紹介し、大谷の地元、岩手県奥州市を取材。11月17日には、大谷のMVP受賞を祈願し、母校近くで花火が打ち上げられた様子を報じた。なぜ11月17日なのかというと、エンゼルスでの背番号(17)と、北海道日本ハムファイターズ時代の背番号(11)にちなんだからとか。

   MLBジャーナリストのAKI猪瀬氏は「MVPを取る確率はほぼ100%でしょう」と断言し、メジャーリーグで初めて完全な形での二刀流で乾燥できたのは、イチロー選手よりもインパクトが大きい」とその理由を語っていた。そして「注目は完全なるMVPを取れるか。投票権のある記者30人、満票で受賞できるか。イチローの時は記者28人中11人がイチローを1位に投票した」と話した。

   岩手県奥州市の小沢昌記市長も事前VTRで「明日(19日)は市役所の講堂にみんなで集まって、発表の状況を見守り、大いに盛り上がろうと準備をしている」と話した。

   さらに旭川のカレー店「クレイジー・スパイス」を紹介。この店は大谷が日ハム時代に旭川遠征の時に通った店で、店長は「大谷君は大食いはせず、しっかり嚙んで、栄養バランスを考えたトッピングを選んで食べていた」と話す。大谷が選んだトッピング「オムカレーにチーズ、エビ、温玉」は「大谷君カレー」。

   そして、「大谷、MVP受賞」の速報が入ると、他のニュースを切り上げてスタジオ全体で大喜び。司会の加藤浩次は「おめでとう! 満票だ、素晴らしいですね」と祝福。

   元プロテニスプレーヤーの杉山愛は「嬉しい。野球を普段見ない人も盛り上がった。立派です」とコメント。

   菊地幸夫弁護士は「ファンに愛されただけでなく、記者にも愛されていたと思うと、ますます嬉しい」と話し、「プロになると専門化するものだが、どちらも一流というのはすごい。ぜひこの偉業を将来の教科書に載せてもらいたい」と絶賛。

   映画監督の河瀨直美は「記録を出すのは素晴らしいが、そのあと何を言い、何をするかで人々は勇気づけられる。コロナで世界が苦しい中、人々が歩みだすきっかけになる」と称えた。

(バルバス)

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