「占い師の細木数子さんが8日(2021年11月)に呼吸不全で亡くなりました。83歳でした」と司会の安住紳一郎が伝えた。TBSは細木さんの占いバラエティー「ズバリ言うわよ!」(04~08年)が人気番組となっていたこともあって、けさ11日の「THE TIME,」は大きく取り上げた。
安住紳一郎「人気の秘訣は...」
安住「六星占術という占いで人気を博し、占い本の累計発行部数1億部超はギネス入りしています。2000年代からはバラエティー番組でも活躍し、視聴率女王と呼ばれました。人気の秘訣は歯に衣着せぬ辛口アドバイスでした」
そのひとつが「ズバリ言うわよ!」というわけで、秘蔵映像が次々と流された。プレーボーイといわれていた俳優には「バカなのよ。自惚れ」、奔放なイメージの漫画家には「あんたの人生ダメ」と、本人を前に一刀両断だった。一方で、失恋に苦しむ女性には「いい経験だから」、父親を好きになれない女子高校生には「親が悪いって言ってないで、(世の中を)自分が変えよう」と、励ます人生相談でもあった。
そして最終回には、「占いは人生に不可欠、衣食住をいう教えだと少しはお気づきいただけたと思います」「どうぞ占い師の助言に負けることなく、それを超越した大きな、清く明るく素直な心で毎日を過ごされることを願ってお別れします」と言い残し、以来、テレビ出演をやめた。
安住「毎週火曜日の放送で、私たちも大変お世話になりました。お別れの会が14日に開かれるということです」
幣サイト「(J-CAST)テレビウォッチ」欄では、「ズバリ言うわよ!」の放送当時、毎回の見どころをダイジェストにした「細木数子をジロリ!見るわよ」を連載した。こちらもご一読を。
(カズキ)