熊田曜子、DV裁判で「痛い痛い」音声データ 若狭勝弁護士が推測する「夫側の反論」

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   タレントの熊田曜子を殴ったとして暴行の罪に問われている会社経営者の夫の第2回公判がきのう9日(2021年11月)、東京地裁で行われ、熊田自身が検察側証人として出廷した。10日の「めざまし8」で、倉田大誠キャスターが「直接対決です」と伝えた。

  • 熊田曜子さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
    熊田曜子さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
  • 熊田曜子さん(写真:Keizo Mori/アフロ)

ついたて挟んで夫と対峙

   夫はことし5月、東京都内の自宅で熊田の顔を平手で1回殴るなどした暴行の罪に問われている。法廷で熊田はついたてを挟んで夫と対峙し、当時の様子を録音した音声データが再生された。

   熊田は「右のすねを小突く感じでキックしてきました。ぶっ殺すぞと言われました」「夫が引き戸を思い切り殴りました。『子どもたちが起きるからやめて』と言った後に、思い切り殴られました」「脳が揺れるぐらい痛かったです。痛いと声が出ました」「過呼吸のような状態になった」などと涙ながらに当時の状況を証言した。

   熊田は約5年前、夫からの暴行について警察に相談しており、その際に「密室での出来事は録音するよう」アドバイスを受けたという。このアドバイスをもとに、ことし5月の暴行の様子を録音していた。

   一方の夫は、初公判で「暴行の事実は一切ありません」と証言し、無罪を主張している。

   若狭勝(弁護士)「きのうの音声データでは『痛い、痛い』という言葉がありましたが、被告側からは今後、『これは熊田さんの自作自演で、殴っていないのに痛い、痛いとあえて言って録音に残した』という主張が出てくる可能性があります。そうなると、本当に殴られて痛かったのかどうかという、音声データと夫の供述の信用性が裁判の争点になります」

   倉田キャスター「第3回公判は、1週間後に行われます」

(キャンディ)

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