連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)第4話が、11月7日(2021年)に放送された。(ネタバレあり)
失踪の直前、相良真帆(宮沢りえさん)に凌介(西島秀俊さん)が保険金受取人の死亡保険がかけられていたことが明らかになり、凌介はSNSなどでさらに疑いの目を向けられる。勤務先の亀田運輸は記者会見を開いて沈静化を図るが、YouTubeチャンネル「ぷろびんチャンネル」で「亀田運輸に少年の冷凍遺体が送られてきたとの情報提供があった」という動画がアップされたことで、「亀田運輸は事実を隠蔽している」とさらに炎上してしまう。
「真帆さんから教わったやつです」がめ煮をふるまう
疲弊した凌介が帰宅すると、家のドアに「要冷凍」のシールが敷き詰めるように貼られていた。凌介に手料理を食べさせようと鍋を持ってきた真帆のママ友・菱田朋子(桜井ユキさん)も、それを見て驚いたような表情を見せつつ、チャイムを押し家に上がり込む。
朋子が以前持ってきたカレーが入ったタッパーは、冷凍庫に入ったままだった。「すいません、食欲が戻ったら食べるつもりで...」と言う凌介に、朋子は「なんか悔しくなってきた」と、勝手知ったる様子で包丁や鍋を取り出し料理を始める。
朋子「どうして私が物の場所把握してるかわかります?真帆さんと何度も料理してるからですよ」
凌介「いやあ、あの、でも妻もいないので」
朋子「相良さんが私を女として見なければいい話ですよね?」
などと会話しながら、「私だって相良さんがそんな死にそうな顔してなければこんなことしませんよ」「だからこれだけは無理矢理にでも食べてもらいます。がめ煮です。真帆さんから作り方、教わったやつです」と、福岡の郷土料理「がめ煮」を準備。しいたけとにんじんを大量に盛った器を凌介に出す。
凌介「しいたけとにんじんお好きなんですね」
朋子「私は普通です。え?好きなんですよね?真帆さん、言ってましたよ」
凌介は朋子が作ったがめ煮を食べながら、食卓での家族の温かいやり取りを思い出し、涙を流していた。