人気おもちゃ「ぷにるんず」に興奮 みちょぱ「クセになりそう」

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   きのう3日(2021年11月)、「日経トレンディ」誌が選ぶヒット商品ランキング「2021年ヒット商品ベスト30」が発表された。1位となった楽曲やお菓子、高級車などのヒットを生んだ「TikTok売れ」で、4日の「スッキリ」では100万袋以上売れたという「地球グミ」を5月の番組で紹介していた。

  • ぷにるんず(タカラトミー公式サイトより)
    ぷにるんず(タカラトミー公式サイトより)
  • ぷにるんず(タカラトミー公式サイトより)

2022年のヒット予測は?

   そして注目は2022年のヒット予測。三谷弘美編集長は「今までやっていたことをもう一度やるリベンジ消費ではなく、今までになかったような新しい消費をするフェーズになる」と分析し、ヒット予測7位にスッキリでオーディションの様子を紹介し続けたBE:FIRSTもランクイン。5位には軽量スマートグラス「JINS MEME」が入った。

   三谷編集長によると22年は「食の流通が変わっていく。新しい技術のものが出てくるという流れ」で、上位に新しい食の形が多くランクインしている。

   ヒット予測2位は「冷凍食品専門スーパー」、4位は「次世代自販機」。アメリカでラーメン自動販機を手掛ける「Yo-Kai express」のラーメン自販機が紹介された。途中まで料理したうえで冷凍したラーメンが購入ボタンを押すと調理されて出てくる仕組み。11月15日から日本でも試験運用が開始され、500台設置を目指しているという。

   また、東京・丸ビル地下にあるセルフサラダ「クリスプステーション」は、サラダをすぐ食べたいという客が会計前に食べることができる店で、食べた後に決済できる仕組み。さらに11位にランクインしたのは「プロフィッシュ」。これはJR西日本が手掛ける陸上養殖で育てるブランド魚。寄生虫などの心配がないため冷凍する必要がなく、味が落ちないのが強み。

   経営コンサルタントの坂口孝則はラーメン自販機について「自販機は海外では危険だということで進展しなかったが、最近は空港などで設置されるようになってきている。労働者不足もカバーできるとして注目され始めている」、陸上養殖魚については「面白い。JR西が物流まで考えている点もいい。量産できればコストも下がりやすくなり、技術輸出できれば日本産としてPRもできる」と絶賛。

加藤浩次「触れるたまごっちっていう感覚」

   タレントのモーリー・ロバートソンは「レストランでラーメンを食べるとチップも入り2000円くらいしてしまうが、自販機なら合理的価格として拡大しそう。昔、中国の西側を旅行した時、食べた魚が淡水魚で不味かった。この地域に送ったらバカ受けすると思う」とコメントした。

   そんななか、2022年ヒット予測第1位に輝いたのは「Miles/ANA Pocket」。開発者によると、日常生活における移動でマイルがたまるアプリで、車で1.6キロ(1マイル)移動すると1マイル。自転車ではマイルは5倍になり、徒歩だと10倍になるというもの。貯まったマイルはコンビニのコーヒーなど100種類以上の特典と交換可能だという。開発者側は、利用者が特典を受けられる店舗で買い物をすると売り上げに応じて収益が上がる仕組みだ。

   タレントの「みちょぱ」こと池田美優は、「生活するだけでマイルが貯まるなんて得しかない。体にもいい」と絶賛。

   坂口が「多くの可能性を秘めている。自治体と組めば町を歩くことで地域活性化にもつながる。アイディアがたくさん出てきそう」と指摘すると、司会の加藤浩次は「GO TOトラベルよりいいかも」とコメント。モーリー・ロバートソンも「大型ショッピングモールに押されている商店街の活性化にも利用できるかも。地方創生につながる」とうなずいた。

   そんななか、スッキリが注目したのは26位にランクインした「ぷにるんず」(タカラトミー、6578円)。7月に発売され売れ行き好調な「たまごっち」の進化系のようなゲームで、おもちゃ内部にある「ぷにぷに部分」を触ることで世話をして、キャラクターを育てていくおもちゃだ。

   実際に遊んでみた加藤は「あっ、なんか生まれた。触れるたまごっちっていう感覚。これ、マジで愛情がわくね」と笑顔に。みちょぱは「クセになりそう。あっ、エサあげたら食べた! かわいい」と夢中に。坂口は「実はこのおもちゃを量販店で探したけど、もう売ってなかった」と告白。

   売り切れ状態も緩和しそうで、クリスマス商戦に向けて量産体制に入ったという。

(バルバス)

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