「自民党の大臣経験者ら大物議員が次々に敗北しました」と、司会の羽鳥慎一がきのう31日(2021年10月)に終わった衆院選について、東京8区で敗れた石原伸晃氏(64)を「モーニングショー」で取り上げた。「コメンテーターの石原良純がいらっしゃいますが、お兄さんの伸晃さんが敗れまして、比例もだめでした」。
羽鳥慎一「今後、どうどうするんですか」
石原伸晃氏はこれまで連続10期当選で、規制改革担当大臣、国土交通大臣、環境大臣、経済再生担当大臣、さらに自民党幹事長も経験、石原派の領袖だ。だが、赤い帽子と赤い上着を着て自転車で選挙区を回る「どぶ板選挙」を展開、支持者には「皆様こんにちは、石原伸晃です 今回の戦いは、私の政治経験の中で、最も厳しい戦いです」と自筆の手紙を送ったりした。
街頭では「共産党と立憲民主党が野合して連合をつくった。そして、私たち自民党、公明党、保守と中道政権に刃を突き付けてきた」と訴えた。しかし、「今回は私の力量不足ということで、本当に申し訳ございませんでした」という結果になり、比例復活もならなかった。
当選したのは13万7341票の立憲民主党の吉田晴美氏で、石原氏は10万5381票だった。
政治ジャーナリスト(元テレビ朝日政治部デスク)の細川隆三氏は「野党共闘の効果が非常に高かった。ただ、それだけじゃない。良純さんの前で恐縮ですが、石原伸晃さんは派閥の領袖だが、最近はちょっと存在感というか、それがどうかな、というところがあるような気がしていました」
羽鳥「今後、どうどうするんですか」
良純「そんなこと、僕に聞かれてたって、どうするんですか。芸能界には来ないと思いますよ」
(一ツ石)