「偶然見つけたハル」最終話、ダノの「幸せ」はどうなる?

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   <「偶然見つけたハル」(フジテレビ系)最終話 11月1日深夜枠(2日未明)放送> セレブの子弟が集う高校を舞台にした漫画「秘密」では、作者の設定通りに物語が進む「ステージ」と、自我に目覚めた登場人物が自分の気持ちのままに行動する「シャドウ」という2つの世界が同時進行している。

   シャドウで自我を持ったウン・ダノ(キム・へユン)はある日、名前もセリフもない出席番号13番の同級生(ロウン)と出会った。ダノはその同級生にハル(1日の意味)という名前を付け、2人は恋をした。

  • FOD(フジテレビオンデマンド)サイトの「偶然見つけたハル」より
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図書館の壁にブラックホールのような穴が...

   ステージで患っていた重い心臓病が完治したダノだったが、シャドウでの記憶を失い、ハルのことも忘れてしまっていた。しかし、ステージでの婚約者ペク・ギョン(イ・ジェウク)の計らいで、ダノはシャドウでの記憶を取り戻し、ハルと再会を果たす。

   一方、ハルは、ダノとの思い出が詰まった美術室が消えたことで、残された時間が短いことを悟った。漫画「秘密」の完結が近づいているのだ。ダノの「やりたいことリスト」を見たハルは、ダノの希望を1つずつ叶えていく。

   そんな中、給食料理人チン・ミチェ(イ・テリ)は、ハルとギョンを食堂室に呼び、宮中菓子を振る舞う。「秘密」には、前編とも言うべき漫画「凌霄花(ヌンソファ/ノウゼンカズラ)」があり、その中でミチェは朝鮮王朝の王、ギョンはその弟、ハルはギョンの部下、ダノはギョンの婚約者だった。その物語は、ギョンのよこしまな野望により、悲劇的な結末を迎えたのだった。ミチェは、「秘密」の世界が終わる前に、和解しようと持ちかける。

   ハルがダノの最後の希望を叶えようとしたとき、図書館の壁にブラックホールのような穴が現れる。終わりを覚悟したハルは、ダノに「漫画が終わっても気持ちは永遠だから怖くない」「始まりも終わりも君だったから幸せな1日(ハル)だった」と言い残して消えてしまう。

   1年後の卒業式の日、ダノはハルとのデートを重ねた樹齢300年の木の下で、ハルが残した手帳を見つける。そこには、幸せだった2人の思い出が描かれていた。それこそがダノの「やりたいことリスト」の最後の1つ「忘れられないプレゼント」だった。

   そして、大学生になった20歳のダノがその木の下で見つけたのは......。(月曜深夜枠<火曜未明>2時15分放送)

(寒山)

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