岩田絵里奈アナが「そっくりすぎる胸像がSNSで話題になっています」と、29日(2021年10月)の「スッキリ」で紹介したのは、タレントの伊集院光の胸像。粘土を彫刻して手作業で50時間かけて作成したというその姿は本物そっくりで表情も豊か、顔の「しわ」まで再現されたもの。
「すごい!」「そっくり」
映像を見たMCの加藤浩次は「すごい!」と驚き、「よく海外では全然似てない銅像がある。クリスティアーノ・ロナウドの故郷の空港に飾られているとか。でもこれはそっくり」とコメント。
続いて紹介されたのは俳優の柄本明の胸像。元プロテニスプレーヤーの杉山愛は「素敵。なんだか威厳さえ感じる」と驚嘆。加藤は「オレ、銅像が好きで、銅像がテーマの番組を定期的にやってるくらい。銅像って何かを成し遂げた人って感じがあり、何もやってない人の銅像でも重みがあるのよ。面白いね」と告白した。
実はこの胸像を作成したのは、精密機器の会社に勤務する会社員の「のびた」さん(32)。2019年11月からこれまでで30体ほどを製作している。胸像を作るようになったきっかけは、フィギュアのショールームを見て、これが自分のやりたいことだと感じ、すぐに彫刻セミナーに申し込んで習い始めたという。これまで、「樹木希林」、「國村隼」、「岸部一徳」、「宮崎あおい」、「山崎賢人」、「森山未來」、「霜降り明星・粗品」などの胸像を作り、SNSで発表している。
実は加藤浩次の胸像もあった。加藤が破顔一笑して笑う姿が、そっくりに作られているものだった。映像を見た加藤は苦笑いして「似てんじゃん。でも威厳ないね~(笑)。何も成し遂げてないね。成し遂げた人間じゃないと銅像にしちゃいけないことがよくわかりました」とコメント。その加藤の前に、実物が届けられると手のひらに乗るサイズであることがわかり「このサイズなんだ!」とまたビックリ。10時間かけて完成されたものだという。
加藤は実物をよく見て「稀代の詐欺師ですね。それにしても似てるわ」とコメント。さらに、自分の胸像がプレゼントされたと知り「もし僕に何かあったら、これをスッキリの片隅に飾ってください。それにしても、何も成し遂げてない人は銅像にしちゃいかんね」と話した。
加藤のそのコメントを聞いた岩田アナは「悲しい事実がわかりました」とコメントし、スタジオの笑いを誘った。
(バルバス)