「お父さんと仲がいいという若い女性がふえています」と、29日(2021年10月)の放送で司会の羽鳥慎一が言い出した。かつては「臭い」「だらしない」の代表だったお父さんだが、今では「優しくてノリも良い」(18歳大学生)、「ヤだと思ったことない」(17歳高校生)と人気度アップだ。SNSでは父親との仲の良さをアピールする投稿が伸びているという。
「友だちみたいな感じ」「あこがれの男性像」
再生回数3億回を超えたと話題なのが「#卒アルお父さん」のサイト。娘が父親の若いころの写真を卒業アルバムに見立てて投稿する。今ははげた男性がふさふさの髪だった時の姿、差し歯が飛び出すお父さんが若者時代にサッカーユニホーム姿でVサインする画像など。「友だちみたいな感じ」「あこがれの男性像」と投稿女性が言う。
お父さんへの好き・嫌いを聞いた調査(渋谷トレンドリサーチなど)では、2000年が好き37・嫌い63%だったのに対して、2021年は好き82・嫌い18%だった。
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「娘と買い物とか旅行とか、行きますよ。頑固おやじの世代で育った僕自身がギャップを感じる。女性の社会進出で母親も忙しくなって、父親も家事を分担する。娘との距離が縮まった」
斎藤ちはるアナウンサー「父といっしょにドライブや買い物をします。汚いと思ったことはあるけど、それを経て今は仲がいい」
羽鳥「という時代なんですよ」
(あっちゃん)