眞子&圭に大きな拍手送りたい!あっぱれだった「結婚会見」胸を張った発言と素敵な笑顔

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小室圭はメディアを痛烈批判「眞子さんは心身に不調をきたし、母も仕事を辞めざるを得ないことになった」

   ここで小室圭に再びチェンジ。母親と元婚約者との金銭トラブルといわれている事柄に触れる。詳しい経緯は本年4月に公表した通りとしたうえで、元婚約者にはこれまでも折に触れて、お礼を申し述べていると、礼は失していないといいたいようだ。解決金については、母親が精神的な不調を抱えていて、元婚約者と会うことはドクターストップがかかっているため、「解決に向けて、私ができる限り対応したい。解決金を受け取っていただきたい気持ちは変わっていない」と話す。

   元婚約者からは、代理の週刊誌の記者を通じて前向きな返事をもらっているとしている。その上で、「この数年間誤った情報が事実であるかのように扱われ、誹謗中傷が続いたことにより、眞子さんが心身に不調をきたしたことをとても悲しく思います。私の母も心身に異常をきたし仕事を辞めざるを得ない事態に追い込まれましたし、身の危険を感じながら過ごしています」

   あんたたちメディアが心ないでっち上げ報道をするから、2人は心身に傷を負ってしまったのだと痛烈に批判したのである。小室圭は「私は眞子さんと温かい家庭を築いていきたいと考えています」、「これからもできる限り眞子さんをお支えしていきたいと思います」と述べて眞子さんと交代する。

   眞子さんは、これから新しい生活を始めるが、また違う形での困難があると思うとして、「これまでもそうであったように2人で力を合わせてともに歩いていきたいと思っています」と話し、最後にこう結んだ。「これまで私たちが自分の心に忠実に進んでこられたのは、お互いの存在と、励まし応援してくださる方々の存在があったからです。いま、心を守りながら生きることに困難を感じ、傷ついている方がたくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助けや支えによって、より多くの人が心を大切に守りながら生きていける社会となることを心から願っております」

   両親への感謝の言葉はなかった。この後、事前に提出された質問に答える文書が取材陣に配られ、2人は顔を見合わせ、前を向いて一礼して戻っていった。2人の背に、記者たちからの祝福の拍手はなかった。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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