沖縄悩ます軽石、フリマで販売例も 行政は「安全性」に注意喚起

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   岩田絵里奈アナが「今、沖縄で問題になっている大量の軽石。関東地方も影響を受けるとの予測があります」と28日(2021年10月)、「スッキリ」で紹介したニュース。

   沖縄上空からの映像を見ると、海にはたくさんの軽石が流れ着いている。恩納村のリゾートホテル「ホテルモントレ沖縄」では深刻な影響を受けていた。支配人によると、軽石の除去作業は毎日5~6時間かかり、ビーチには軽石の山ができているという。軽石の被害は、漁業協同組合からもあがっていた。船のエンジンが軽石を吸い込み故障する恐れがあるため、もずくの養殖作業が進められないという。

  • 番組ツイッターより
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「スッキリ」が伝えた現状

   原因は8月に起きた小笠原諸島の海底火山・福徳岡ノ場の大規模噴火。軽石は10月に沖縄に到着し、その後四国や関東の沖合に流れ込む可能性があるという。海洋研究開発機構付加価値情報創生部門の美山透主任研究員によると、「軽石は黒潮に乗って11月中旬には四国、九州に、11月下旬には関東沖合に流れていく可能性がある」という。

   沖縄を悩ませているこの軽石が、今、フリマサイトに大量に出品されている。「軽石・小笠原」で検索すると100件以上並んでいる。沖縄・天然軽石として700グラムのものが1つ2000円。観賞用や園芸用として売られ、8000円で購入済みとなっている出品もあった。

   ただし、注意が必要。というのも、沖縄県の海岸防災課は「安全性の確認がとれていないため持ち帰らないよう」とお願いしているからだ。

(バルバス)

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