28日(2021年10月)の「スッキリ」冒頭で岩田絵里奈アナが「SNSで話題の『ある動画サービス』をご紹介します」と切り出した。紹介された映像に映っているのはバニーガール姿をした5人の女性たち。手に日本人男性の写真を持ち、踊りながら「ハッピーバースデイ!」などと口々にメッセージを伝えている。実は彼女らはウクライナに住む女性たち。写真の男性に、この動画が突然送られてきたという。バニー姿の女性たちとはもちろん面識はない。
MCの加藤浩次は動画を見るや「怖い怖い、怖いよ~」と大騒ぎ。
実はこの動画、TikTokやインスタグラムのダイレクトメッセージで、ある人へのお祝いをしたい旨を依頼すると、エジプト、ザンビア、マラウイ、タイ、ウクライナなど、各国からお祝いメッセージ動画が届くという中国で生まれたサービス。
マラウイの男性数人が日本語でみちょぱを祝福
紹介された映像でバニーガールからお祝いメッセージをもらった男性は現在、日本の窓口として活動を開始しているという。
説明を聞いたタレントのモーリー・ロバートソンは「怖いですよ。自分の名前がよその国に筒抜けになるのは」とコメントするが、番組では10月30日に誕生日を迎えるスタジオの「みちょぱ」こと池田美優宛ての誕生日メッセージを内緒で依頼していた。
そのメッセージ映像では、マラウイの男性数人がみちょぱの写真とお祝いメッセージを書いたボードを手に、たどたどしい日本語でお祝いの言葉を口にして、みちょぱの写真に何度もキス、さらにギターを持って「ホテル・カリフォルニア」を歌いだした。
映像を見たみちょぱは「怖い怖い」と言って笑い、「でも自分が世界で通用しているという感じもある」とコメントしてまた笑った。
加藤は再び「でもやっぱりこれが誕生日の深夜にメールで送られてきたら怖い」と言うが、実はその加藤にも番組はお祝いメッセージを依頼していた。映像ではエジプトの人々が加藤の結婚23周年を祝い「おめでとう」と言いながら、陽気に踊り始めた。
これを見た加藤は「23周年はもう過ぎちゃったけど、さっそく妻にこの映像を送ります」とコメント。
岩田アナは「現在、999人限定で無料キャンペーンをしているそうですが、今後は有料化も検討しているということです。サービススタートから2週間で1万2000件もの依頼が来ているとのことでした」と紹介。
加藤は「面白いサービスだね。われわれもアルバイトでメッセージ送る側になれたらいいのに」と商売っ気たっぷりのコメントをしていた。
(バルバス)