秋篠宮家の眞子さんと小室圭さんの結婚会見は、質疑応答なしの異例な形だった。2人は紙に書いた回答を読み上げた。司会の羽鳥慎一が27日(2021年10月)の放送で「これがきっかけになったということです」と指摘したのは日本雑誌協会から事前に示された質問内容だ。二つあった。
浜田敬子「事実確認したいのはあったと思うが...」
1)小室さん側の「金銭トラブル」また、刑事告発された小室さんの母親による「遺族年金の不正受給」について
2)小室さんが留学先の大学で「プリンセス・マコのフィアンセ」として入学し、特別な待遇を受けたのではないか
皇室ジャーナリストの山下晋司さんは「これは本当に回答を期待しての質問だったのか」と疑問を投げかけた。羽鳥は「たしかに、表現方法がもう少しあったらよかったかという気がします」と考え込んだ。
これに対して、眞子さんは誤った情報が事実であるかの印象を与えかねないと考え、「会見で口頭で答えることを想像すると、恐怖心が再燃し、心の傷が広がりそうで不可能と思いました」と語った。小室さんのことに関しては「私との結婚をあきらめれば、批判にさらされ続けることはなかったはずです」「フィアンセとしてフォーダム大に入学した事実はありません」と言い切った。
浜田敬子(元AERA編集長)「事実確認したいのはあったと思うが、普通の人への質問としても心を病んでいる人に対してこれを言いますか。皇室の結婚にはある程度、公益性はあり、伝えるべきだが、メディアはどうするべきかを自分たちも考える機会だと思います」
会見終了後、2人は渋谷区のマンションに入り、11月下旬ともいわれる渡米までを過ごす予定だ。
(あっちゃん)