気象庁はきのう25日(2021年10月)、11月~来年1月までの3カ月予報を発表。今年の冬はラニーニャ現象が起きる可能性が高く、これにより寒気が入りやすくなるため、西日本を中心に厳しい寒さになるおそれがあるとした。
10月上旬の東京都心はほとんど夏日を記録。ところが一転、22日の日中の最高気温は12度で12月中旬並みの寒さになった。秋を飛び越えて夏から急に冬になってしまったようだ。そんな中、「スッキリ」が街の声を聞いたところ、「もう秋服の出番はない?」「紅葉の見ごろは短くなる?」と、多くの人が疑問を口にした。
「スッキリ」で松並健治・気象予報士が解説
26日の「スッキリ」で、気象予報士の松並健治がこれからの天気にまつわる疑問に答えた。
「秋服はもうしまって良い?」(20歳女性)
松並「来週にかけては、日中はまだまだ秋服が主役です。寒気の流れ込みもなく、しばらくはゆっくりゆっくり秋が深まる感じなので、秋服中心で良いでしょう」
「急に寒い。今年の紅葉はどうなりますか」(36歳男性)
松並「だいたい平年並みです。関東では今は奥日光の方が見ごろで、だんだん下りてきます。ただ、12月に入ると一気に...という可能性はあります」
「今これだけ寒いということは、12月はもっと寒くなりますか?」(27歳女性)
松並「ポイントはラニーニャ現象です。ラニーニャが起きると、夏は暑く、冬は寒い。西日本を中心に平年並みか低いという予想になっています。11月は穏やかに季節が進んで、12月に急に寒くなるという可能性もあります」
松並気象予報士は、ここで週間予報を発表。東日本、西日本ともに晴れマークが多い。
松並「日中はだいたい20度を超えてきますから、長そでのシャツ1枚で過ごせます。朝晩は15度以下になるので、上着が必要でしょう。脱ぎ着ができる格好をするというのは、良い季節の特徴でもあります」
司会の加藤浩次「日中は本当にいい季節ですよ、今。コロナの感染もおさまっているし、外出た方がいいと思うな。しばらくは良い天気だし、気持ちいいですよね」
(ピノコ)