「THE TIME,」の名物コーナー「列島リアルタイム中継」。今日26日(2021年10月)は「うちの地元のたぶんこの人日本一」をテーマに各地の記録保持者を紹介したが、愛媛県西予市宇和町からはitvの豊福海央アナウンサーが19日の岩屋寺奥の院に続いて、体をはった中継にチャレンジした。
「毎回きつい中継続くね」
愛媛県内有数の米どころ宇和町の宇和米博物館は、木造の旧宇和町小学校を移築したものだが、この旧校舎の自慢は長さ109メートルの木造廊下。そして、この廊下を舞台に繰り広げられているのが雑巾掛け100メートルレースの「Z?1グランプリinせいよ」だ。新型コロナの影響で2年連続で中止されているが、今回は「開催したかった」「出場したかった」という地元の思いを乗せ、小学6年生の和氣永佳さんが小学生女子の最高タイム25秒53の記録更新を狙う特別レースが開かれた。
対戦相手は豊福アナ。スタートの合図とともに素早く飛び出す和氣さんに対し、豊福アナは直後に転倒。和氣さんはどんどん差を広げ、100メートルを24秒の新記録でゴール。
「どうですか、今の気持ちは」という実況のitv山田祐也アナウンサーに和氣さんは「記録更新ができたのでよかったと思います」
しかし、この時点で豊福アナはまだゴールから40メートル地点をよろよろと走行中。
司会の安住紳一郎「がんばれがんばれ豊福。もう無理かな?毎回きつい中継続くね。太ももくるもんね」
宇賀神メグアナウンサー「がんばれ!がんばれ!」
スタジオからの声援が続く中、豊福アナは1分56秒のタイムでゴールした。
安住紳一郎「大丈夫かな。本当に豊福さん心から応援しています」
「もう一人心配な方がいらっしゃいますね」
もう1カ所の中継は福島県いわき市から。こちらは「あごの上に三角コーン山積み」でギネス世界記録を持つ作業療法士、横田圭祐さんをTUFの井上和樹アナウンサーが紹介する。
「東日本大震災後、いわき市の人を笑顔にしたい。上を向いて笑ってほしい」と始めた三角コーンのせ。まずは7個のコーンを三日月のような形に重ねてあごの上にのせる準備運動。その後ギネスに掲載されている36個を一つ上回る37個にチャレンジ。こちらは総重量33キロの三角コーンをみっしりと重ねた形であごにのせる。
井上アナ「ほぼ米俵をあごの上にのせるようなものです」
しかし、横田さんは見事三角コーンをあごの上で10秒間保持。ギネス非公認ながら見事記録を更新した。
横田さん「今日初めてです。ありがとうございます。頑張りました」
安住紳一郎「驚きました。大丈夫ですか」
井上アナ「本当はドクターストップ寸前なんですよね」
ここで、安住紳一郎の「もう一人心配な方がいらっしゃいますね」の声で、中継は宇和町に切り替わるが、豊福アナは雑巾掛けゴール地点で倒れたまま。
「まいりました。甘く見てました。果てしない距離でした」という豊福アナに、和氣さんは「初めてにしてはしっかり走れていたと思います」と声をかける。
安住紳一郎「このコーナー、ちょっと時間がかかりすぎる傾向にありますね」
(みっちゃん)