規制解禁、さあ飲み会だ!...となる? 「THE TIME,」が伝えた期待と不安

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   昨日24日(2021年10月)の新型コロナ新規感染者が19人と、約1年4カ月ぶりに20人を下回った東京都は、今日25日から、認証を受けた飲食店について営業時間と酒の提供の制限を解除する。認証店以外も営業時間制限は解除されるが、酒類提供は午後9時まで。その一方で第6波への警戒から1テーブル4人以内の人数制限は継続される。

   「THE TIME,」が伝えた街の声は「対策しているお店だったら行きます。経済が回らなくなっちゃうので」「せっかく感染人数が減ってきたのに、また増えちゃうのも怖いかな」とさまざま。飲食店経営者も、焼き肉店店長から「正直なところうれしいですね」と喜びの声が出る一方で、新宿ゴールデン街の取材では「まだ手放しでは喜べませんよ。『密な場所』がゴールデン街の売りでしたからね。3坪から5坪くらいでひしめきあって飲むのがゴールデン街。狭い店だと1メートル間隔空けると3人くらいしか入れませんからね。ゴールデン街らしさが消えてしまう」と複雑な声も聞かれる。

  • 飲食店の利用状況は元に戻るのか
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バイトや食材の確保に苦労

   平日ディナーを取りやめ、土日の営業に活路を見出していた東京・神田のイタリア料理店も「場所がオフィス街なので、リモートとかで人がいなくなっている。解除したからといって通常に戻るのは難しいかな」と語る。

   外食チェーン店の対応もさまざま。牛丼チェーン店は24時間営業を再開するが、サイゼリヤは営業時間を1時間伸ばして午後10時までとなるが、深夜営業は行わない。マクドナルドは準備が整った店舗から時間を拡大する予定となっている。

   宇賀神メグアナウンサー「どの飲食店もコロナ禍で辞めてしまったアルバイトの確保、食材の確保が難しいということです」

   司会の安住紳一郎「急にアルバイトのシフトなどが忙しくなりそうですね」

   日本の飲み会文化も大きく変わりつつある。これから忘年会や新年会が増える時期だが、街頭インタビューでは「会社自体忘年会もないですし、会議もリモートなので」「人数にもよるかな」などの声が。全国8000社を対象とした東京商工リサーチの調査では、忘年会を開催しない会社が70.4%という結果が。

   杉山真也アナウンサー「(忘年会の時期を)前倒すところも出てきています。今回取材した島根県の飲食店では、『11月に忘年会の予約が次々に入った。20年間で初めてのこと』とおっしゃっています」

   第6波懸念のほか、島根県はGoToイート食事券の利用期限が12月15日までということが原因として考えられるという。

   安住紳一郎「ルールが変わっても、『たくさん人のいるところには行きたくない』という気持ちの人は多いでしょうね」

(みっちゃん)

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