永浦百音(清原果耶)と及川亮(永瀬廉)が先日の嵐の状況を検証しているところにやってきた菅波光太朗(坂口健太郎)。百音がラジオ放送をしている間、男同士で話し込む。
菅波の言葉で気持ちの整理ができた亮は、未知(蒔田彩珠)が待つ喫茶店へと向かう。
一方、菅波は、今の自分と百音の関係を百音の両親が理解しているのか不安になっていた。百音は、そんな菅波を励ましながら実家へ連れて行く。
父・耕治(内野聖陽)の帰りを待つ間、百音は菅波を未知の研究スペースに案内する。未知の研究に感心する菅沼。やがて2人はお互いの仕事について語り合っていた。
進学で悩む未知に...
そこに酒に酔った耕治が帰ってくる。「将来を誓い合う2人がする会話か」と憎まれ口をたたきながらも、自分も仕事について語り出す。
菅波は改めて、百音の両親の前で自分たちの将来について話す。母・亜哉子(鈴木京香)は2人の選択を応援する。耕治も納得しているようだ。
百音は、気仙沼市役所の課長・遠藤克敏(山寺宏一)らに、気象情報の投稿アプリとコミュニティFMとを連動出来ないかと提案。双方向に情報をやりとりして、災害時の避難行動に繋げようと考えたのだ。みんなの反応は上々だ。
一方で未知は、大学に行くかどうか悩んでいた。百音は、未知の心の内を聞こうと、ずっと胸にしまってきた2011年3月11日の震災について触れる。
ある日、気仙沼に新田サヤカ(夏木マリ)がやってきた。いつでも受け入れてくれて、そしていつでも気持ちよく送り出してくれる...。そんなサヤカと登米で過ごした時間があったからこそ、今の自分があるのだと、百音は改めて感じる。
百音は自分が、未知にとってサヤカのような存在になりたいかと考えていた。翌日、百音は未知を浜へ誘う。