<朝ドラ 今週の山場は?> 10月18日(2021年)放送回では、耕治さん(内野聖陽)が、銀行を辞めてカキの養殖業を継ぐと告白。「銀行やめようと思っているんだ」というこの展開には驚愕。そこからすぐに親子の話し合いの場面になって耕治と龍己(藤竜也)が対面に座って大揉め。「銀行を辞めて、海の仕事を継ぎたい」と言い出した耕治に、龍己は大反対して怒鳴り上げる。「おまえ海なめてんのか!」
「おまえ海なめてんのか!」にビビった人も
この展開にも驚きだが、なんといっても龍己おじいちゃんの怒鳴り声が凄すぎてびっくりした。いい歳してても、男同士の親子ゲンカは凄みが半端じゃない。「おまえ海なめてんのか!の声きいたらビビッて泣きそうになった」「龍己さんが耕治を怒鳴るのが、親分と若頭だった」と迫真の演技に驚いた視聴者も多かった。
親子で揉めている最中に百音(清原果耶)と未知(蒔田彩珠)が家へ帰ってくる。2人も穏やかではない様子にすぐ気づいてそろそろと廊下を入っていくのは娘らしい仕草だったが、それ以上に、息子らしかったのは耕治さん。怒鳴る龍己さんの前で正座をしていて親子の絵として清々しく映った。「親に向かって大事な話をする時は正座なのね」「正座してるコージーはまるで説教されてるお子様そのもので可愛い」「あの年になっても正座して父親に一喝されて。いつまでたっても親子は親子」など気が付いた視聴者も多かったようだ。
部長職手前で銀行員を辞めるってあまり現実的とはいえない。しかし一方で「いつくになってもやりたいことをやる」というテーマがドラマのなかにうっすらとあるので、耕治さんが漁師を継ぐことになるのだろうか。新次さん(浅野忠信)がいちご作りを楽しそうにやっているが、実は船に乗りたいんじゃないかなと思うし、龍己さんは新次さんにカキ漁を継がせるのかしらと思えなくもない。
菅波先生は中年ではないけれど、先生も気仙沼に来るのでしょう。おかえりモネの男性陣の話がラストに向かって動き出す。果たしてどうなる?ラストはいよいよ来週末だ。
(Y・U)