きのう21日(2021年10月)、東京都は認証を受けた飲食店について25日の月曜日以降、時短営業や酒類提供の制限を解除することを決定したとのニュースを、森圭介アナが紹介した。
すでに飲みに出る人は多くなっており、MCの加藤浩次も「宣言明けてからは2回ぐらい飲みに行きました」。
だが、森アナは「実はSNS上では、久しぶりにお酒を飲んだらお酒が弱くなっていたという声が多数出ています」として、スッキリが街の人に行った「解除後、お酒が弱くなった?」との緊急アンケートの結果を紹介した。
専門医「お酒を飲まないと分解酵素が元に戻る」
40代男性は「弱くなったと思う。今日、4杯飲んだら眠くなった」。20代女性2人組は「弱くなったと実感する。2時間飲み放題だったら前はサワー8杯くらいいけたのに、今は1~2杯」「私は酔いやすくなったみたい。酒量も半分くらいに減った。1杯だけでテンション上がって、3杯で十分」と答えていた。調査の結果は、「弱くなったと実感」した人は66人中32人。「変わらない」が27人、「強くなった」は3人だった。
実際に、しばらくお酒を飲まないと弱くなるのか? 肝機能に詳しい浅部伸一医師は「そういうことはありうる。お酒を飲むと肝臓の分解酵素が高まり、お酒に強くなるが、しばらくお酒を飲まないとその酵素が元に戻るためアルコールに弱くなる」と話す。浅部医師によると、2週間~1か月で弱くなるケースはあるという。
秋葉原でアルコール外来を行っている倉持穣医師は「久々にお酒を飲む場合、これまでたくさん飲んできた人ほど気を付けたほうがいい。自分は強いという幻想があるから」と指摘する。アルコールの作用に詳しい筑波大学の吉本尚准教授によると、「久しぶりの飲酒は思った以上に酔うので、量を半分にしたり、飲むペースを半分に落としたり、アルコール濃度を半分にしたりしたほうがいい」という。
PRプランナーの三浦崇宏は「実は僕は1滴も飲めないから羨ましいです。ただ、今は飲めるけど飲まないという生活スタイルを選ぶ人も世界中にいて、ノンアルコールカクテルが人気。そういう文化が広まるのはいいこと」とコメント。
加藤は「嫌なことがあっても飲むと忘れられる。本当はその時間に解決策を考えたほうがいいんだけど、飲んで忘れて朝起きて後悔する。それが俺の人生のルーティン」と笑う。
元プロテニスプレーヤーの杉山愛は「お酒大好きなので、飲んでます。弱くなった感じは一切ない」と断言。
加藤は「飲めるようになっても羽目を外したらいけないし、飲む時間が長くなって感染が増えたら、またお店に迷惑をかけることになるので、コントロールして飲むようにしたいですね」と殊勝なことを言っていた。
(バルバス)