埼玉県熊谷市で宮崎英美さん(27)が殺害された事件で、埼玉県警はきのう21日(2021年10月)、都内に住む派遣社員の冨田賢容疑者(32)を殺人の疑いで逮捕した。きょう22日の「めざまし8」は、宮崎さんの姉や親友に独自にインタビューしたもようを伝えた。
谷原章介「SNSは便利な反面、危険性もはらんでいる」
宮崎さんは先月(2021年9月)、熊谷市内の自宅アパートで首を絞められた状態で見つかった。部屋に荒らされた痕跡や抵抗した形跡はなく、警察は交友関係を中心に捜査を進めていた。現場周辺の防犯カメラやドライブレコーダーの映像などから、冨田容疑者が浮上したという。2人の詳しい間柄については捜査中だが、ことしに入ってからSNSを通じて知り合ったとみられている。冨田容疑者は「殺していない」と容疑を否認しているという。
宮崎さんは6年ほど前から家族や親友らと音信不通になっていたという。犯人逮捕に、宮崎さんの姉は「犯人に対して怒りしかない。苦しかったと思うし、助けてあげたかったけど、助けられなかったから申し訳ない」と涙ながらに語った。中学時代の親友も「SNSで知り合ったということだが、本当に何があったのだろうか」と話していた。
風間晋(フジテレビ解説委員)「被害者も容疑者も、世間から埋もれていたなかで起きた事件のように感じます」
遼河はるひ(女優)「SNSでの出会いというのは、日常では知り合えない人ともつながってしまい、心の隙間に入られてしまう。顔が見えない分、心を開いてしまう可能性もある。SNS上での相手の人格を信じすぎないことが大事だと思います」
MCの谷原章介「SNSは便利な反面、危険性もはらんでいます。SNSとどう向き合うのかが問われているのかもしれません」
(キャンディ)