乳幼児向けパンで窒息死 親が気をつけた方がいいポイントは?

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   「乳幼児向けのパンを食べた子供が、のどに詰まらせる事故が相次いでいます」と司会の安住紳一郎は注意を呼び掛けた。どんなパンが危ないのか。

  • 国民生活センターのサイトより
    国民生活センターのサイトより
  • 国民生活センターのサイトより

「THE TIME,」で専門家が解説

   きのう19日(2021年10月)、国民生活センターは生後10カ月の男の子が約3センチ四方の乳幼児向けパンをのどに詰まらせて窒息死し、11カ月の男の子ものどに詰まらせたという情報があると発表した。「かぼちゃとにんじんのやさいパン」という商品だ。センター商品テスト部の鈴木弘彦課長は「丸ごと呑み込めないように、商品サイズを大きく変更するよう(メーカーに)求めました」と報告し、他の商品でも子どもの窒息死は起こりうるとした。

   20日の「THE TIME,」によると、平成26(2014)年から令和元年(2019年)までの6年間に、食品誤嚥で死亡した14歳以下は80人いて、その8割が3歳以下だという。高野豆腐やドーナツでも窒息死している。親はどんなところに気を付ければいいのか。緑国こどもクリニックの山中龍宏院長はこう解説した。

「硬く噛み切りにくいものは水分を加えてドロドロにしてあげる。ミニトマトくらいの大きさのものは、4つくらいに切ってあげてください」

   乳幼児向けとうたっているので、母親も安心して与えていたということもあるだろう。メーカーはちゃんと商品テストをやっていたのだろうか。また、国民生活センターの注意喚起後も、ネットなどで通販されているが、大丈夫なの?

(カズキ)

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