美智子さま、眞子さま結婚に文書で言及 谷原章介「悲しさがうかがいしれます」

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   上皇后美智子さまがきょう20日(2021年10月)、87歳の誕生日を迎えた。宮内庁が近況を明らかにするとともに、結婚によって皇室を離れる眞子さまについて「両陛下とも常に大切に愛おしんでおられましたので、お別れはお寂しいことと拝察いたします」とする文書を発表した。きょうの「めざまし8」は、眞子さまが小さいころからの上皇ご夫妻との触れ合いを、映像とともにたっぷりと振り返った。

   1991年10月に誕生した眞子さまは、上皇后ご夫妻にとっての初孫で、美智子さまはそのときの喜びを和歌に残した。眞子さまが小学校で「お年寄り世代の手仕事」について調べる課題では、「眞子ちゃんはばあばがお蚕さんの仕事をする時、よくいっしょに紅葉山のご養蚕所にいきましたね」「眞子ちゃんはずいぶん長い間てつだって下さり、ばあばは眞子ちゃんがたいそうはたらき者だと思いました」と手紙を送った。

  • 番組サイトより
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上皇ご夫妻が「貫かれた」姿勢

   眞子さまが中学2年の時には、満州からの引き揚げ者との面会に美智子さまが同行させた。「眞子がやや緊張して耳を傾けていた様子が今も目に残っています」とその年の誕生日に発表した文書で振り返っていた。

   眞子さまの結婚をめぐる一連の騒動について、フジテレビ皇室担当の橋本寿史解説委員は「上皇ご夫妻は、(眞子さまが)自分で考えを深めるためには周囲からの雑音から守ることが大切だというお考えでした。そのためにご夫妻とも何も聞かないという姿勢を貫かれました」と話した。

   宮内庁によると、美智子さまは朝と夕方、上皇さまと庭を散歩し、風の通り道を見つけて心地よい風を楽しむなど、静かな毎日を過ごしているが、昨(2020)年5月以降、午後に熱が出る症状が続いており、散策の途中で呼吸を整えることもあるという。

   また橋本解説委員は、おととい18日に小室圭さんが秋篠宮ご夫妻を訪ね、結婚の挨拶をした際の様子について、「だいたい30分程度ということですが、アメリカでの生活というのを大変心配しているご様子で、これからどのような生活をしていくのかなどについて質問があったようです」と明かした。秋篠宮さまは、心の不調を抱える眞子さまがアメリカに行って環境が変わることを心配しているという。

   MCの谷原章介「長い間、本当にかわいがって慈しんできた初孫の眞子さまが皇室を離れる寂しさ、晴れやかに祝って送り出すことができない悲しさがうかがいしれます」

   眞子さまは来週25日に上皇ご夫妻に挨拶し、翌26日に婚姻届を提出して皇室を離れる。

(キャンディ)

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