きのう19日(2021年10月)、メットライフドーム(埼玉県所沢市)で埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手(41)の引退試合が行われた。
試合終了後、球場周辺には涙腺崩壊した多くの女性ファンたちの姿が。20日の「スッキリ」は、女性たちの声とともに、松坂投手の23年間の野球人生を振り返った。
「松坂投手は野球観戦人生のすべて」(50代)、「高校野球の時からカリスマ性があった。でも笑うとかわいい感じで...」(50代)、「スーパースター」(20代)、「イチローさんを抑えた試合で『確信に変わった』って言っていたのが、かっこよすぎて」(10代)など、それぞれが松坂選手への想いを語った。
「本当にずっとこういう人柄なんですね」
松坂投手と同じ41歳の女性は、松坂投手が横浜高校で活躍していた時からのファン。松坂投手を追って、西武に入団する際には自分も愛知県から関東の大学に進学したという筋金入りだ。2015年に中日に行ったときはまた愛知に戻り、西武に復帰したタイミングでまた関東に引っ越したという。「ありがとう。お疲れさまでした」と涙で声を詰まらせた。
松田丈志(競泳元日本代表)「僕より4つ上の先輩アスリートなんですが、自分もこういう風になりたいと思わせてくれた理想のアスリートです。2011年、僕がアメリカのチームで練習していた時は、レッドソックスファンのチームメイトが『大輔が来てくれて本当にチームが良くなった』と力説していた。アメリカの人たちにも愛されていたのがすごい」
司会の加藤浩次「ケガなどもあり、引退会見では投げるのが怖かったという話もしていました。それを乗り越えてファンのためにここまでやってきたんだと」
松田「もがきながらも選手であることにこだわり続け、最後ああやって勇姿を見せてくれたというのは、ファンは嬉しかったと思う。どんなスター選手にも引退する日がくる。まだまだ体が動くという選手も、松坂さんの姿を見て、今この瞬間を頑張って現役生活を全うしてほしい」
加藤「アスリートに限らず、我々の人生もそうですよね」
引退試合後、ファンに向けてのスピーチはしなかった松坂投手。その理由について引退会見で「きょうやると、ナイターですし、みなさんも時間ないと思うので、別の日にした方いいかなと。僕の気遣いです。終電もありますし」と明かした。
加藤「ファンの終電を考えて!本当にずっとこういう人柄なんですね」
(ピノコ)