「あの平成の怪物が引退です」ときょう20日(2021年10月)の「めざまし8」で、堀池亮介キャスターが切り出したのは、プロ野球西武ライオンズの松坂大輔選手(41)の話題だ。19日、メットライフドームで行われた日本ハム戦で最後のマウンドに上がった。
「FOREVER DAISUKE」「ありがとう」などと書かれたタオルやボードを掲げる大勢のファンの前で、背番号18をつけた松坂は横浜高校の後輩である近藤健介選手に5球を投げ、23年間のプロ生活に別れを告げた。
「プライドを忘れて一から...」
試合前の記者会見では、「『たくさん苦労かけたけど、長い間サポートしてくれてありがとう』と伝えた」と目に涙を浮かべながら、家族への感謝を口にしていた。
MCの谷原章介「1つの時代の終わりを感じますね」
若狭勝弁護士「松坂選手といえば、栄光と挫折。栄光は自分の財産として心の奥底に置いておくが、挫折はだんだんと消え失せていくもの。松坂さんも今後の人生をどんどん開拓してもらいたいですね」
谷原から「大地さん、スポーツ選手の第2の人生というのはいかがですか」と話を向けられると、1988年ソウル五輪の水泳で金メダルを獲得し、その後初代スポーツ庁長官も務めた鈴木大地氏は「結構難しいと思いますね」と即答。「偉大な選手ほど自分のプライドをひきずっていい仕事ができないことがある。プライドを忘れて一からやるぐらいの気持ちだと社会で成功できるのではないでしょうか」とアドバイスしていた。
(キャンディ)