きのう18日(2021年10月)の新型コロナ新規感染者数は、全国では232人で今年最も少なく、東京では29人と2日連続で今年最少を更新した。そんな中、東京都で現在行われている「リバウンド防止措置」は期限まであと5日になった。都は、酒の提供を午後8時までとする時短営業を、緩和、もしくは解除する方向で調整しているという。
「スッキリ」では、今後の飲食店営業のあり方について議論した。
加藤浩次「段階的?一気に?」
石田健(「The HEADLINE」編集長)「ワクチンをした上で、マスクをするなどライフスタイルが明らかに変わってきた。これだけの条件が揃えば、少しずつ緩和とか解除の方向に向かって行くことは非常にポジティブ。経済を取り戻すという視点で、出口戦略を積み上げていくことが大事だと思います」
高橋真麻(フリーいるアナウンサー)「最初『マスク会食』という言葉が出てきた時、促している私たち側も『とは言え、これ普及しないよね』って思っていた。でも、先日出た披露宴ではみんなマスク会食。たまにお店に行ってもマスクを完全に外している人はいない。それだけ浸透しているというのはすごい」
司会の加藤浩次「へぇ、すごいな、日本て。そうなるとある程度の緩和は必然ですよね」
日本感染症学会指導医の水野泰孝医師「私もこのタイミングでの緩和は妥当な判断だと思います。検査の陽性率も1%を切っていますし、実行再生産数も0.5くらいで、下げ止まりの兆候もない」
加藤「緩和は段階的にした方が良いですか?それとも一気に解除すべきですか?」
水野医師「難しいところですが、日本人の感染対策に関する意識の向上と実効性を信頼するのであれば、あまりこまめにやっていくよりか、ある程度緩和し、(感染者数の)上昇の兆しが見えた時の対応をしっかりすることの方が大事かなと思います」
(ピノコ)