「最近よくあるエンドレスイヤホンについての賛否です」とけさ19日(2021年10月)の「モーニングショー」で、司会の羽鳥慎一が取り上げた。
会話中も食事中も仕事中も着けっぱなしでイヤホンを外さない。東京都内で聞いてみると、「私の話を聞いていないかなと思ってしまう」(40代女性)、「授業中でも先生に注意されてもずっと着けている人がいるとか」(20代女性)。
「肯定的に捉えている人も」
コンビニで働いていた20代の女性の場合はこんな調子だ。イヤホンをしてきた男性客がレジに来た。「ポイントカードはありますか?」と尋ねると「・・・」と何も答えない。「袋はいりますか?」と聞いても「・・・」。最後に「合計750円です」と言うと「え? 聞こえないんですけど」。
60代の会社員は「最初は違和感がありましたが、受け入れているというか」と諦め気味だ。一方で「イヤホンを着けていると、話しかけられることがないので、あえて着けている時もあります」(20代女性)という人もいた。斎藤ちはるアナは、「仕事中にも無駄話に付き合わずに済むと肯定的に捉えている人もいます」と説明する。
羽鳥「両方の立場がありますが、斎藤さんはどうしていますか」
斎藤「私は結構、ずっと着けているタイプですが、会社では着けていません」
菊間千乃(弁護士)「イヤホンしている時は話しかけないでくださいと見えるので、デートなどでやられると拒絶されていると思うのは分かります。着けている人でも上司に話しかけられた時は外すのではないかと思う。だから、エンドレスというのは、問題じゃないでしょうか。ほとんどの人は外すときは外し、着ける時は着けている、ということではないでしょうか」
玉川徹(テレビ朝日)「イヤホンを着けている人に声をかける時に、ポンポンと肩を叩いたりするので、セクハラと言われたりして大変ですよ。ですから、仕事中には外しておいて欲しいと思います」
羽鳥「『本当にエンドレス』は問題だよね、ということですね。程度の問題」
玉川「(エンドレスイヤホンを)なんか見ていると、耳からうどんが出ているなとしか見えない」
羽鳥「うどんは出ておりません」
(一ツ石)