CBC若狭敬一アナが池に転落して注目を集めた「THE TIME,」の名物コーナー列島リアルタイム中継。今日19日(2021年10月)は「たぶん日本一!?行きにくい寺社仏閣」をテーマに、山口県長門市の元乃隅神社と、愛媛県久万高原町の岩屋寺奥の院を紹介したが、今回もハプニングが続出した。
ケーブルが...
元乃隅神社から生中継を行ったのはtysの原千晶アナウンサー。下関から2時間、宇部空港から3時間半と公共交通機関では行きにくい場所にあるが、朱塗りの鳥居が123基並ぶ参道の美しさから、米CNNは「日本の美しい風景31」に選出。コロナ禍以前は年間100万人の観光客が訪れる観光地となった。中でも絶景は鳥居をくぐった先の上から見る絶景。後ろ向きに走りながら生中継する原アナに司会の安住紳一郎は「気をつけて。後ろ向きに倒れちゃいますよ?無理しないで」と声をかける。しかし、その直後画像が乱れる。
安住紳一郎「カメラさん倒れた?大丈夫。ゆっくり。もうそういう時代じゃないからゆっくり行っていいよ。ケーブル引っかかってるんじゃないかな。落ち着いて」
ようやくたどり着いた絶景スポットは、ずらりと並ぶ鳥居を見下ろし、その先に日本海が広がっている。
安住紳一郎「鳥居の曲線がいいですね。ありがとうございました。あとはスタジオのカメラマンたちが同業ということで『ケーブル!ケーブル!』と声を出すという心のつながりに胸打たれちゃったな」
7時25分からのおかわり中継では仙崎イカを使用した大いなり寿司と、高さ6メートルの鳥居に取り付けられた「日本一入れにくい賽銭箱」も紹介した。「結婚できますように」と2回投げた原アナはどちらも入らず「こんな感じで難しいんですよ。入るまで挑戦しまーす」
「おかわり中継までに必ず...」
一方、四国八十八ヶ所霊場45番札所の岩屋寺からの中継はitvの豊福海央アナウンサー。番組開始時は岩屋寺本堂にいた豊福アナだが、列島リアルタイム中継までの間に山道を登って奥の院入り口まで移動。大型機材が持ち込めない場所では、スマホのカメラを使っての中継となった。
豊福あな「奥の院というのは、一般的に本堂の奥にあって、御本尊などをまつってある場所なんですが、岩屋寺の奥の院は特に行きにくい場所といわれています。ここまでくるのも岩がゴロゴロで、歩くだけではなく50体以上のお地蔵さんにお札を納めながら登ってきました」。奥の院に続く鎖場の扉を開け、岩の割れ目にある急斜面の鎖を登るのだが、その先にはさらに鎖場とハシゴが続いている。
豊福アナ「滑った時はなにとぞよろしくお願いします」
安住紳一郎「ちょっと休憩したほうがいいよ」
豊福アナ「ノンストップでいきます。(7時の時報の)シマエナガちゃん待ってると思いますから」
安住伸一郎「時間無視していい。8時までやっていいから」
しかし、残念ながら豊福アナの「おかわり中継までに必ずリポートしますから」で、中継はいったんストップした。
安住伸一郎「リハーサルで一回泣いたそうです。頑張って」
しかし、おかわり中継で豊福アナは「さきほどと全く同じ場所にいます。登れませんでした」と、最後の鎖場とハシゴを絵に描き、事前に撮った映像で奥の院を紹介した。岩屋寺参拝者のうち、奥の院まで行く人は1%以下だという。
安住紳一郎「自分の中で落ち込んでるかもしれないけど、素晴らしいリポートだったよ。涙が出そうになりましたね」
(みっちゃん)