性別に関する思い込みの現状 加藤浩次「変えていきましょう!」

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   18日(2021年10月)の「スッキリ」は、「アンコンシャス・バイアス」を取り上げた。アンコンシャス・バイアスとは「無意識の思い込み」という意味で、例えば、「デートや食事のお金は男性が負担すべき」「女性は感情的になりやすい」といったものがある。

   内閣府は、性別に関する「男性だから・女性だからこうあるべき」という性別に関する思い込みについて初めて調査。対象は全国の20代から60代の1万330人だ。その結果、「性別に関する思い込みはあるか」という問いに全体の76%が「あると思う」と回答。

  • 番組ツイッターより
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「男は仕事、女は家庭」の意識が...

   性別役割意識の上位3位を男女別に見てみると...。

   男性の1位は「女性には女性らしい感情があるものだ」、2位は「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」、3位は「デートや食事のお金は男性が負担すべきだ」。女性の1位は「女性には女性らしい感情があるものだ」、2位は「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」、3位は「女性は感情的になりやすい」。上位2位は男女とも同じだった。

   アンコンシャス・バイアスを調査しているクオリア代表取締役の荒金雅子さんは「日本は、『男は仕事、女は家庭』といういわゆる性別・役割分担意識が世界の中でも非常に強い。50代~60代の男性にはアンコンシャス・バイアス意識が強く出ているので、その息子世代である20代男性にもこの意識があります」と話す。

   2006年、警視庁記者クラブの女性初のキャップになったという下川美奈(日本テレビ報道局社会部解説委員)は、当時を振り返りこう語った。

「私も『女性には女性らしい感情があるものだ』と自分自身に思い込ませていた。(女性初のキャップということで)取材を受けたこともありますが、『女性ならではの気配りやきめ細やかさで今までにないキャップ像を描いていきたい』みたいなことを言った記憶がある。でも、実際問題、私はきめ細やかさなんてものは持ち合わせていなかった。当時はそういうアピールも必要だという思い込みと社会の雰囲気があった。15年たつと、当時最先端だと思っていたことは古かった。記事は削除してほしいと思うくらいズレがある」

   司会の加藤浩次「今ここで自分の思い込みを改めましょうということですね。変えていきましょう!」

(ピノコ)

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