西田尚美が信州で出会った 「炭盆」の魅力とは

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   <旅> 毎回多彩なゲストがさまざまな場所を旅する「遠くへ行きたい」(日本テレビ系)。今回(2021年10月10日)は俳優の西田尚美さんが信州を旅しました。

   信州の山奥にある小さな集落、信級(のぶしな)は、古くから林業とともに炭焼きが盛んな場所です。

   86歳で現役の炭焼き職人、関口近夫さんと一緒に炭を焼いているのは、農業をやりたいと8年前に移住してきた浅野友延さん。冬の間は炭焼きを学んでいます。

   関口さんは浅野さんを弟子ではなく「友達」と言う、とても素敵な関係の様子。

  • 読売テレビ(日本テレビ系)の「遠くへ行きたい」番組ツイッター(@tohkuytv)より
    読売テレビ(日本テレビ系)の「遠くへ行きたい」番組ツイッター(@tohkuytv)より
  • 読売テレビ(日本テレビ系)の「遠くへ行きたい」番組ツイッター(@tohkuytv)より

器になる炭を選び...

   関口さんが趣味で作ってきたというのが、炭をくり抜いて器にし、その中に盆栽を植えるという「炭盆」。山野草と炭の器、両方で四季の変化が楽しめます。

   炭の存在感と、盆栽の生命力があいまって、美しい佇まいです。

   炭盆の奥深さにみせられた浅野さんは、関口さんのアドバイスを受けながら炭盆の製作を始め、工房での炭栽体験や販売などを行っています。そこで西田さんも、関口さんの工房で炭盆作りに挑戦することに。

   「わー素敵、カッコいい!」と、ずらりと並ぶ炭盆に西田さんの気分もアップ。

   炭の器は陶器やプラスチックのように中が完全に閉ざされず、炭自体に調湿効果があるため、植物も生き生きと育つのだとか。器となる炭は、廃材や間伐材を使用しているとあって、エコでもあります。

   西田さんが選んだのは紫檀。

   器になる炭を選び、根を傷つけないようにしながら器に入れ替えます。次に器とのバランスを考えながら土を入れ、苔をのせたら完成です。

   「すごい素敵~。なんかちょっと、素敵じゃないですか~?」と、納得の出来栄えに、西田さんも大満足でした。

   炭焼きが盛んな信級で、関口さんの趣味と、浅野さんの感性がコラボして世の中に広がった炭盆。なんだか、美術館に置いてあっても不思議ではない趣で、これから先、海外の人にも人気がでそうだと思いました。

(SaMi)

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