コロナの「波と波の間の"凪"は3~4週間程度」
さて、コロナ感染者が、どういう理由か分からないが減り続けている。その理由を、私が知る限り、誰も説得力のある説明をしてくれていない。「コロナの勝手でしょ」というのなら、向こうの都合でまた増えることは間違いない。
文春で、公立陶生病院感染症内科主任部長の武藤義和医師も、「波と波の間の"凪"の時期は3~4週間程度と考えられます」といっている。
ワクチン接種が進んだアメリカ、イギリス、フランスでも同様のことが起き、イスラエルでも5,6月は感染者数も死者数もゼロに近くなったのに、8月には新規感染者が1日当たり1万人を突破している。
日本でも同様のことが近々起こることは間違いないようだ。児玉栄一東北大教授はこういう。
「感染症であるコロナは寒い季節に増える傾向にあります。宣言解除以降、夜間の人出も増えており、感染拡大の可能性は十分ある。とくに高齢者の方は気を緩めず、感染対策を徹底し続けて頂きたい」
少し安心できるのは、ワクチン接種効果で重症化率、死亡率がともに下がっていることだ。
昨夜は東京・新中野のチャイニーズバーで呑んできたが、若い連中で一杯だった。年寄りはオレだけ。東京中の年寄りがコロナでひきこもりになってしまったようだ。(文中敬称略)